「プロレス総選挙」を話しのネタに 東京03豊本のプロレスあれこれ(17)
という事で今回のコラムはプロレス総選挙について。
“カッコイイヒール”内藤選手1位は納得
「プロレス総選挙2017」の1位は内藤選手! 納得の結果です 【写真:SHUHEI YOKOTA】
内藤選手の試合の内容は以前から素晴らしいものがあったのですが、内藤選手が率いるユニット、「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」の人気、そしてなにより発言の説得力。nWo時代の蝶野正洋選手のようないわゆる“カッコイイヒール”。同じようにTシャツも売れまくり。現在の新日本プロレスの中心人物ですからこの結果もうなづけます。
葛西純選手の10位はうれしいですね 【写真:前島康人】
プロレスにおいてデスマッチという試合形式での今1番すごい人が葛西純選手。あの死を恐れない退廃的な魅力は1度見たらカッコイイとなります。
個人的にはバラモン兄弟(96位)などもっと上にいってもおかしくない選手が沢山いたのですが、まぁそれはそれで、今回の結果を見ながらプロレスファンであーだこーだ言うのが楽しいものですから。
「バラモン兄弟は双子だから、シュウ、ケイと票が割れてしまって順位が伸びなかったんだよ!」
「バラモン兄弟名義で入れるやつも絶対いるだろうしね」
なんて会話が新木場駅のロッテリアで行われているんでしょう。
とはいえ現役選手のみでの総選挙ですから、また来年総選挙をしたら結果がどうなるか分かりません。
最近のプロレス界は流れが速いですし、また新たなカリスマが出てくるかもしれませんから。
選手は大変でしょうけど、また来年もナンバーさん! お願いしますよー!
もし“現役外国人選手”版があったら、投票はこの選手!
ちなみに、外国人選手限定の総選挙があるとして、Numberと同じように3人選んで投票するならば……
・ゴールダスト選手
WWEの日本公演もゴールダストが来ると発表されるだけでテンション上がりますからね。過去の日本公演で、プロレスをよく一緒に観戦する後輩の芸人と観に行った時、第1試合にゴールダストが登場して試合が終わった瞬間、後輩が「これでもう見るもんないっすね」と言われるくらい好きです。
ペイントとコスチュームのデザイン性が非常に高く、性別を越えた艶、入場だけでお金が取れるレスラー。
・ドクター・ルーサー選手
映画「羊たちの沈黙」を彷彿とさせるレスラー。過去にFMWなどに来日。入場時は拘束着に口まで固定され客席になだれ込んで行く。試合中もヨダレを垂らしながら試合の流れ関係なく客席になだれ込んで行ったり。いわゆるアブナイ人。
ただスタンピード・レスリングがベースだったり確かな技術があると言われたりもしますが、その技術は一切見せないファイトスタイル。久しく日本に来ていないのでどこかの団体呼ばないかなぁって想いを馳せながら何気にネットを見ていたら、ドラキュラみたいな格好をして試合をする映像が出てました。昔のルーサーの面影はなし! あの昔の危険なルーサーが見たいです。
・TNT選手
プエルトリコのレスラーってだけでワクワクします。
そしてオリエンタルな雰囲気も合わせ持ち、顔にはペイント、毒霧を吹き、必殺技はトラースキック。元々ザ・グレート・カブキ選手が好きだったので、TNTを好きになるのに時間はかかりませんでした。W★ING来日時は、殴る蹴るだけで試合を構築し日本人の若手を毎日ボコボコにして震え上がらせたTNT。
しかもタイムリーな事に、プロレスリング・マスターズに今月の26日には久々の来日! たまりません。
うーん、偏った選出だなぁと我ながら思いますが、ただの僕の好みですからね。でもそんな話を後楽園観戦後の水道橋駅近くの王将でするんだろうなぁ。
東京03単独「自己泥酔」北海道公演の追加公演が決定!
<札幌公演>
道新ホール
9月2日(土)16:30開場/17:00開演
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