【DDT】竹下が遠藤と壮絶60分フルタイムドローで防衛 5.28後楽園で高山がKO-D王座初挑戦
壮絶60分ドローでKO-D王座を防衛した竹下に帝王・高山が挑戦表明 【写真:前島康人】
メインイベントのKO−D無差別級選手権試合では、竹下幸之介vs.遠藤哲哉による“宿命のライバル”対決が実現するも、60分フルタイムドローにより竹下が2度目の防衛に成功。5.28後楽園では“帝王”高山善廣の挑戦を受けることが決定的となった。
かつてのパートナー遠藤と宿命対決
【写真:前島康人】
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しかし、これで火がついた竹下も、逆に遠藤を客席めがけて投げつけ、放送席のテーブルで顔面を殴打。遠藤も旋回式DDT、マッド・ポーリーを踏み台にしてのムーンサルトプレスで反撃する。40分を過ぎ、遠藤が再びヒザ攻めに出るが、竹下もエプロンでのベリートゥベリー、雪崩式ブレーンバスターで対抗。
無情にも時間切れのゴング
【写真:前島康人】
メジャー三冠・高山がKO−Dに照準
【写真:前島康人】
船木、高山の“禁断キス”に戦意喪失
【写真:前島康人】
男色初体験の船木は、ディーノに対し、腰が引けまくり。男色ナイトメアのエジキとなった坂口に対し、遠くからゲキを飛ばすなど、いつも調子が出せず。坂口がディーノのリップロック、スパイダージャーマン、地獄門で戦闘不能に陥ると、孤立した船木が高山に浴びせ蹴り。
さらにディーノのリップロックもかわし、勝機が見えたかと思いきや、ここで高山が船木にまさかのリップロックを炸裂。U系を代表するトップレスラー2人の禁断の光景に場内があっけにとられる中、ディーノも坂口にリップロック。王者組が戦意喪失となる中、高山が坂口をエベレストジャーマンスープレックスで仕留め、タッグ王座を奪取した。
【写真:前島康人】
NwO王座防衛 敗れた平田は国外追放
【写真:前島康人】
新曲を披露しノリノリの王者組に対し、挑戦者組は突然の音響トラブルにより平田の入場テーマ曲が流せず、急きょ高木&大鷲がアカペラで呼び込むなど、不吉なムードが充満。
さらに、ゴングが鳴った途端、試合権利のない選手やBASARAのメンバーまでもがいっせいに平田に襲い掛かるなど、四面楚歌の状況の中、平田だけは必死に運命に抗おうとするが、ダンスをしたいという原始的欲求には勝てず、手刀無双から平田GOメガネを装着し、待望のダンス。しかし、高木&大鷲のクロスボンバーが誤爆したところを大石に丸め込まれ、3カウント&いつでもどこでも挑戦権が同時に奪われてしまった。
自分たちのせいで敗れたにも関わらず、高木&大鷲は平田の国外追放は撤回せず。「平田一喜先生の次回作にご期待ください」と、参戦発表済みの結婚式プロレスを最後に、平田を海外へ送り出す意志を固めた。
高木vs.みのる 東京ドーム路上マッチは無観客に
【写真:前島康人】
また、心臓疾患により昨年10月より半年間欠場していたスーパー・ササダンゴ・マシンが5.28後楽園で復帰することが決定。復帰戦のカードは、ドームの前哨戦となる高木&ササダンゴvs.鈴木みのる&ロッキー川村と発表された。
ササダンゴの“中の人”が10年10.6後楽園で引退試合を行った際、みのるに引退試合の相手を務めてもらったが、その後、みのるに何のあいさつもしないまま、マスクマンとして復帰。その後も顔を合わせる機会がありながらも、伝えられていない状況に、どうしたらいいのか困惑するササダンゴは、しどろもどろになりながらも「あのー、頑張ります」と腹をくくった。
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