競歩代表、盤石の布陣で世界陸上へ リオ銅の荒井「ベストな状態で本番に」

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ロンドン世界選手権・競歩日本代表に選ばれた(左から)荒井広宙、小林快、松永大介、高橋英輝 【スポーツナビ】

 日本陸上競技連盟は20日、都内ホテルで記者会見を行い、今夏に開催される世界選手権(イギリス・ロンドン/8月)の競歩日本代表選手を発表し、昨年のリオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得した荒井広宙(自衛隊体育学校)ら7人を選出した。

 尾縣貢日本陸連専務理事は「ご存知の通り、昨年のリオデジャネイロ五輪において競歩陣は大活躍でした。今回の世界選手権では、日本の強さを世界で定着させることが目標。今回のメンバーは若手、ベテランのバランスが非常によく取れていて、十分にロンドンで戦えるメンバーだと思っています。また2020年東京五輪を見据えた上でも、心強い選手団が編成されました」と盤石の布陣で臨めることに期待している。

今村文男コーチは「メダルを目指しながら強化を図っていく」とコメント 【スポーツナビ】

 また今村文男日本陸連競歩五輪強化コーチは、競歩が世界大会の中でメダルを狙える『ゴールドターゲット』種目に選ばれていることもあり、「メダルを目指しながら強化を図っていくのは、選手、強化スタッフの共通認識」と話し、「まずは自己記録を目指し、(結果を出すために)大事なのはコンディショニングに懸かってくると思います」とメダル獲得へのポイントを挙げた。

 今回選出された7人は以下の通り。

【男子20キロ】
高橋英輝(富士通)
松永大介(富士通)
藤澤勇(ALSOK)
※補欠 山西利和(京都大)

【男子50キロ】
小林快(ビックカメラ)
荒井広宙(自衛隊体育学校)
丸尾知司(愛知製鋼)

【女子20キロ】
岡田久美子(ビックカメラ)

 次ページから、会見に出席した4選手のコメント要旨。

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