オランダの剛腕クローザーが持つ過去 強肩捕手としてWBC出場経験も

松崎晃平
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投手層の厚くないオランダにとって、クローザー・ジャンセンの招集は心強い 【写真:USA TODAY Sports/アフロ】

 ドジャースの絶対的守護神として知られるケンリー・ジャンセン。160キロに迫るストレートと150キロ超のカッターで、メジャーの強打者から数多くの三振を奪ってきた剛腕クローザーだ。

 そんな彼の出身地はオランダ領キュラソー島。第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で母国オランダが準決勝に進出し、出場メンバーに登録されることになった。投手層が決して厚いとはいえないチームにとっては、この上ない戦力補強になる。

 ジャンセンのオランダ代表入りは2013年の第3回WBC以来になる。そんな彼の代表での戦いぶりを振り返ってみたい。
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著者プロフィール

福岡県生まれ。2009年WBCでオランダがドミニカ共和国を2度撃破したことに衝撃を受け、オランダ野球に傾倒。オランダ野球観戦のためにオランダにホームステイ、一人旅。2015年にはプレミア12観戦のため台湾に2週間近く滞在。ブログ『蘭野球事始』では、オランダ野球に関する記事や選手名鑑を投稿している。

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