プロレスファンは年末年始も大忙しです 東京03豊本のプロレスあれこれ(4)
バケモノ路線だって重要です!
世界プロレス協会は、みんながビジュアル系に走るのでブスを独占します!
「酷い言い方だなぁ」と思う方もいるかもしれませんけど、考えてください。そもそも、レスラーってバケモノなんです。2メートルを越える大男、200キロを越える巨漢。新幹線のビュッフェのメニューを1人で平らげる男、生きたネズミを食って戦争を生き延びた男……。技術も大事ですけど、規格外のバケモノが見られるのがプロレスです。
今ないがしろになりがちなバケモノの存在。僕も必要だと思います。
クラッシュギャルズだって、そもそも凄いですけど、極悪同盟、ダンプ松本という強くて悪いバケモノの存在があって、さらに輝いたわけですし。
かつてSPWFというインディー団体を率いていた谷津嘉章さんが言いました。
「話題はないけどデカイ奴はいる」。
これは、インディー団体の選手の体格の小型化に嘆き、大きい外国人選手を呼び集めて興行を行っていました。実に素晴らしい!
世界プロレス協会は、話題はないけどバケモノはいる。
時代によってファイトスタイルの移り変わりはあるもののプロレスの根本は変わらないという信念の元、バケモノ路線を突き進んでいます。
「血生臭い洗濯物」も生活感にあふれています
さちこYokozuna選手は、とんでもない巨漢。
梶原ひかり選手は、性を飛び越えてます。
ブス・モンゴル選手は、ちゃんとブスです。
ブタ・モンゴル選手は……性格は良いです。
これらの選手達は活字で読むより見た方が早いです。生で見た人のほとんどが「この選手はなんなんだ!?」と妙に心に残る選手ばかりです。
さてさて、余りにもバケモノ感ばかりがクローズアップされていますけど、世界プロレス協会には石橋葵選手という美人もいます。なぜか所属してるんです。ぶっちゃけ、他のもっと専門誌に取り上げられるような団体に行けば確実に人気出ると思うビジュアルなのに、世界プロレス協会にいます。
そして、最後はミス・モンゴル。
まぁ僕の奥さんなんですけど、FMWというデスマッチ団体出身だけあり正月からデスマッチやるみたいです。
ボブワイヤーボードデスマッチだそうです。いわゆる有刺鉄線が付いた板がリング上にある中の試合です。
洗濯槽が血生臭くなったりシーツに血が着いたりという生活感溢れる悩みも個人的にはありますが、デスマッチをやる意味がある数少ない女子選手なんでそこは頑張ってもらいたいですし、沢山の人に見てもらいたいです。
よく人に言われるんですけど、「奥さん血だらけで心配じゃないの?」と。
心配は心配ですけど、キャリア20年ある選手ですし、骨が折れて飛び出なきゃケガじゃないから試合も休まない。そういう感覚みたいです。やっぱりレスラーはバケモノなんです。
最終的に世界プロレス協会の宣伝になっちゃいましたけど、冷やかしでもいいので見に行ってみて下さい。新日本プロレスしか見たことない人とかはプロレスの幅を感じると思いますし、まったく見たことない人にはなんだか凄いもの見たって思ってくれると思います。
もちろんマニアの人にとってはたまらない胡散臭さもありますんで。
世界プロレス協会の大会が1月7日にあります! 【画像提供:世界プロレス協会】
1月7日(土)東京・高島平区民館 開始18:30
<定番初切り『豚と習字のコンビマッチ 』15分一本勝負>
富豪富豪夢路、ブタ・モンゴル
マザー・フェイス、梶原ひかり
<最強はブスなのか!?デブなのか!?『世界プロレス協会的最強決定戦』(試合形式は後日発表)>
ブス・モンゴル
さちこYOKOZUNA
<三浦より参戦!!『三浦プロレス提供試合 』20分一本勝負>
ザ・本マグロック
ファミマ・ドラゴン
<和洋対局対決!!『日vs豪 異文化交流マッチ』30分一本勝負>
松山勘十郎
マッドドッグ
<可愛く艶やかに!!『普通に可愛い女子タッグマッチ 』45分一本勝負>
石橋葵、あきば栞
ミス・コハル、小林萌香
<国境を超えた有刺鉄線系女子ファイト ボブワイヤーボードデスマッチ 時間無制限一本勝負>
ミス・モンゴル
ビクシン
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