今までのマイナスのお礼分 「競馬巴投げ!第126回」1万円馬券勝負

乗峯栄一

函館記念出走馬の写真説明から

とりあえず、函館記念、ストックのある写真の説明から。

[写真1]は春天皇賞週のファントムライト。

[写真2]も同じく春天皇賞週のトゥインクル。2頭とも大きな着となったが、函館2千で巻き返しはあるか。

[写真3]は昨年暮れ有馬記念週のトーセンレーヴ。ご存知、同厩舎オルフェーヴルの同期であり、ディープ×ビワハイジの配合ということでクラシックが始まるまでは、オルフェをも上回る前評判だった。[写真3a]は11年ダービー週、前を行くオルフェーヴルについていくトーセンレーヴである。オルフェはとっくにやめて、初年度産駒はびっくりするような高値がついているが、レーヴはまだまだ走る。今年の春天皇賞では大きな着となったが、このままでは終われない雰囲気だ。

[写真4]は14年6月、まだ2歳の頃のバイガエシ。前走の洞爺湖特別では快勝だった。

[写真5}巴賞で見所があったフェイマスエンド、さらに前進なるか 【写真:乗峯栄一】

[写真5]は14年6月、3歳の頃のフェイマスエンド。こつこつ叩き上げて、久々の前走巴賞でもいい走りをした。

◎レッドレイヴン函館が合う

 で、予想だが、関東馬を含め過去に大きな名前となっている馬もいるが、函館記念というレース、ある程度、前入りしてその年の函館に合う体調の馬が勝つ傾向にある。直線は短いし、雨模様が続いているし、ある程度前に行けて粘れる馬というのを探さなければならない。

 そういう意味ではバイガエシの洞爺湖特別もよかったのだが、レッドレイヴン(写真はないが)の前走巴賞が久々ながら鋭かった。大体において函館で好成績を残している馬だ。函館の土地・気候が好きなのだろう。この馬から行く。

 単(3)レッドレイヴン千円。三連単(3)頭固定、ヒモに(4)バイガエシ、(2)トーセンレーヴ、(6)マイネルミラノ、(10)ツクバアズマオー、(11)フェイマスエンド、(16)ファントムライトの6頭の30点各300円。総計1万円でいく。

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著者プロフィール

 1955年岡山県生まれ。文筆業。92年「奈良林さんのアドバイス」で「小説新潮」新人賞佳作受賞。98年「なにわ忠臣蔵伝説」で朝日新人文学賞受賞。92年より大阪スポニチで競馬コラム連載中で、そのせいで折あらば栗東トレセンに出向いている。著書に「なにわ忠臣蔵伝説」(朝日出版社)「いつかバラの花咲く馬券を」(アールズ出版)等。ブログ「乗峯栄一のトレセン・リポート」

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