【WRESTLE-1】 “自由すぎる王者”KAIが初防衛 ムタが“イケメン”を魔界に連行!?
鼓太郎はAKIRA退けV4 次戦はアンディ・ウーと
鼓太郎はAKIRAの挑戦を退けた 【横田修平】
過酷な減量を乗り越え、89.5キロで無事規定体重をクリアしたAKIRAは、気合みなぎる表情を見せるも、鼓太郎はひるまず。AKIRAのボディーを徹底的に痛めつけ、代名詞であるムササビプレス封じに出る。だが、AKIRAも10分過ぎ、延髄斬り、高角度ジャーマン2連発、ドラゴンスープレックスから、うつぶせ状態へのムササビプレスが決まるも、トドメを狙った次の一撃は鼓太郎がヒザで迎撃。冷酷なる王者は、再びボディーを攻めたてると、タイガードライバーでフィニッシュを決めた。
試合後、アンディ・ウーが挑戦を訴えると、鼓太郎は「次で3回目のシングル。おまえがどうあがこうと、結末は変わらない。オレの勝利は揺るがない」と必勝宣言をたたきつけた。
王者組が防衛 次戦で近藤が復活宣言
カズ&TAJIRI&稔は磐石の防衛 【横田修平】
河野がヒザ蹴り、YASSHIがサンタマリアで見せ場を作る中、マスカラス風のマスクをかぶった村瀬は、ルチャリブレの華麗さとはほど遠い「グチャリブレ」で観客や対戦相手の失笑を買いまくり。最後もTAJIRIが回転エビ固めを狙うと見せかけ、マスクを剥ぎ取って素顔にグリーンミストを噴射。そのまま丸め込んで3カウントを奪った。
4度の防衛で「オレたちのベルトになってきた」と胸を張る王者組に対し、敗れた河野、YASSHIはあっさり村瀬に戦力外通知。右膝内側靭帯損傷の疑いで3月から欠場していた近藤修司が「仕切り直し。オレが7月に復帰する」と、YASSHIとの近ブラ復活を宣言した。
黒潮はムタに完敗 強くなるために魔界へ
ムタは黒潮に快勝。試合後は魔界へと連れ去り? 【横田修平】
いつも通りに福山雅治の「HELLO」にのって客席じゅうを飛び跳ねた黒潮は、重厚な雰囲気のムタワールドに飲み込まれることなく、いきなり奇襲攻撃。だが、ムタは場外で毒霧を噴射し、イス攻撃でイケメンの顔を台無しにすると、フラッシングエルボー、STF。さらには、黒潮の命ともいえるジャケットを脱がせる暴挙に出たため、客席からはブーイングと「返せ」コールが起こる。なおも、ムタは、このジャケットで黒潮の首を絞めると、黒潮もムタの毒霧をジャケットでブロック。再びジャケットを着てムーンサルトプレスを決めるが、ムタはこれをはね返すと、ドラゴンスクリュー、閃光魔術で完勝した。
敗れた黒潮は「もっと強くなりたいし、いろんなものを知りたい。だからオレを魔界に連れて行ってください」と衝撃発言。ムタは顔面への毒霧噴射で返答すると、黒潮を引きずり回しながら、どこかへ連れ去ってしまった。