宝石職人ジュエラーの大駆け 「競馬巴投げ!第119回」1万円馬券勝負

乗峯栄一

栗東トレセンから桜花賞出走馬の写真を

[写真8]フィリーズレビューの末脚が印象的だったアットザシーサイド 【写真:乗峯栄一】

 そんなことで、西行826年忌に、ほとんど散ってしまった桜の中で行われる桜花賞の予想を。

 まず写真の説明から。例によって栗東トレセンの馬しか撮れていませんが。

[写真1]はチューリップ賞を勝ったシンハライト。

[写真2]はそのチューリップ賞でシンハと激しい追い込み争いをしたジュエラー(内側の馬)。坂路ではなく平場で追うというので、望遠レンズ付けて頑張ってみたが、全力で走っている馬は速くて(当たり前か)どうにも馬がフレームの真ん中に来ないのには参った。(この写真は左半分をカットしております)

[写真3]はフィリーズレビューを勝ったのに、なぜか不当に人気が低いソルヴェイグ。

[写真4]はJFでいい末脚を見せたブランボヌール。

[写真5]は追い込み展開のチューリップ賞で、前でよく粘ったデンコウアンジュ。

[写真6]はチューリップ賞最大の前残り馬ラベンダーヴァレイ。

[写真7]はチューリップ賞まで1着、2着だけの超安定勢力レッドアヴァンセ。

[写真8]はFRで強烈な末脚を見せたアットザシーサイド。

強烈差しジュエラーの根性に期待

 それで予想だが、“関東馬メジャーエンブレム一強”ムードだが、内枠の桜花賞、何かが外から絡みにいって、そうすんなりは逃げられない気がする。それでも跳ねのけてしまうほど強ければ、それはもう脱帽だが。

 そういう意味では馬群の中にいても(シンザン記念)、最後方からの追い合いになっても強烈な脚を繰り出してきたジュエラーの根性に期待する。特にレベルが高いだろう今年の牡馬勢にまじって2着に来たシンザン記念を評価する。

 単(13)ジュエラーに千円。三連単(13)頭固定、ヒモに(5)メジャーエンブレム、(12)シンハライト、(4)ソルヴェイグ、(10)アットザシーサイド、(15)ラベンダーヴァレイ、(11)レッドアヴァンセの6頭。各300円で9千円。合計1万円でいく。

 一応つながったので、高松宮記念に続いて、GI複勝コロガシ第2戦・(13)ジュエラーの複に1500円。

乗峯栄一の1万円馬券勝負!2016春の陣

<今週の1万円勝負(桜花賞)>
単勝(13)ジュエラー×1,000円
3連単(13)ジュエラー1着軸固定→(5)(12)(4)(10)(15)(11)[30点]×300円=9,000円

<前回の結果(高松宮記念)>
単勝(6)ミッキーアイル×1,000円⇒ハズレ
3連単(6)ミッキーアイル1着軸固定→(13)(15)(11)(18)(3)(1)[30点]×300円=9,000円⇒ハズレ

<前回までの収支>
−44,910円−10,000円=−54,910円

春のGI複勝コロガシ

高松宮記念…複勝(6)ミッキーアイル×1,000円⇒的中=1,500円
桜花賞………複勝(13)ジュエラー×1,500円

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著者プロフィール

 1955年岡山県生まれ。文筆業。92年「奈良林さんのアドバイス」で「小説新潮」新人賞佳作受賞。98年「なにわ忠臣蔵伝説」で朝日新人文学賞受賞。92年より大阪スポニチで競馬コラム連載中で、そのせいで折あらば栗東トレセンに出向いている。著書に「なにわ忠臣蔵伝説」(朝日出版社)「いつかバラの花咲く馬券を」(アールズ出版)等。ブログ「乗峯栄一のトレセン・リポート」

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