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ジョーンズHC「日本ラグビーを変えた」
日本代表W杯大会総括、帰国記者会見
ワールドカップから帰国し、記者会見を行ったエディーHC(前列左)、リーチ(前列右)ら日本代表メンバー
ワールドカップから帰国し、記者会見を行ったエディーHC(前列左)、リーチ(前列右)ら日本代表メンバー【スポーツナビ】

 ラグビー日本代表は13日、ワールドカップ(W杯)・イングランド大会を終えて帰国し、エディー・ジョーンズ ヘッドコーチ(HC)をはじめ、31人の日本代表選手たちが都内で会見に臨んだ。


 主将を務めたリーチマイケルは、「目標としていたベスト8は達成できませんでしたが、ワールドカップで3勝できたことは、本当に日本ラグビーにとって大きなステップだったと思う」とイングランドでの戦いを振り返った。


 以下、会見でのエディーHC、日本代表選手31人らのコメント。

ジョーンズHC「日本のラグビーを変えることができた」

登壇者:

エディー・ジョーンズ(日本代表ヘッドコーチ)

ラグビー日本代表 全選手31名

岩渕健輔(日本代表ゼネラルマネージャー)

稲垣純一(日本代表チームディレクター)


岩渕GM 本日、本当にたくさんの方にお集まりいただきましてありがとうございます。恐らく、ここに座っている選手、スタッフ以外は(帰国記者会見に)こんなに多くの方が集まってくださるとは思っていなかったと思います、大会前は。最初はベスト8を目標にしていました。そのことについて、やはり達成できなかったこと、それは本当に応援してくださった皆様方に申し訳なく思っています。一方で、これまでのW杯の日本代表の歴史の中で、3勝、1回の大会で挙げたことはありませんので、それを成し遂げてくれたチーム、スタッフ、選手について非常に誇りに思っております。


 これから2015年の大会が終わりまして、2019年に日本でW杯があるということは、われわれにとって非常に幸運なことであると同時に、これからさらに気を引き締めて、もう一段階、強化を進めていかねかればいけないと思っております。今回のチームがやってきたことはもう過去のことですので、これからまた違うステージに向かっていかなければいけないと思っております。


 今回、本当にハードな中で、紙に書いたきれいな強化のプランはあったんですけれども、最後にこれだけの成績を挙げるにあたっては、選手、スタッフのハードな努力と信頼感が最後それを成し遂げてくれたと思っております。また、2019年に向かって本当にハードな時間が進むと思いますけれど、今回の4年間の経験を次に生かしてやっていきたいと思っております。


ジョーンズHC (日本語で)こんにちは。新しいラグビーの歴史を作りました。(以下、英語で)本当にチームは素晴らしい偉業を成し遂げたと思います。後ろに座っている選手たちは日本の新しいヒーローです。ゴロウ(五郎丸歩)のマネをして子供たちが今練習をしているでしょう。ハタケ(畠山健介)のようにスクラムを組んでいるでしょう。ホリエ(堀江翔太)のようにスローイングの練習をしているでしょう。フジタ(藤田慶和)のマネをしてモールからのトライをしているでしょう。


 本当にこのヒーローたちの功績です。日本のラグビーを変えることができました。ハードワークできましたし、それ以上に勇気を持って戦えました。身体的ではなくて、メンタルの勇気を持って戦いました。日本の戦い方を遂行する勇気を持って戦いました。このジャージを着てプレーすると、日本がどのような戦い方をするか、全世界の人がもう分かっているでしょう。


 世界9位でこの大会を終えることができました。イングランドよりも上位で大会を終えられたのは素晴らしい偉業です。けれど、このサクセスストーリーは次のチャプターが非常に大事です。そして次のチャプターは、新しい選手、能力のある意欲のある選手を発掘することです。そして、ここにいる選手たち、このグループもこのまま向上し続けることが必要です。

五郎丸歩「非常に楽しく、最高の時間だった」

ワールドカップは「非常に楽しく、最高の時間だった」と話す五郎丸歩
ワールドカップは「非常に楽しく、最高の時間だった」と話す五郎丸歩【スポーツナビ】

■リーチマイケル「しっかり勝つ文化ができた」


 この4年間、大会中も応援してくれたファンの人たち、ずっとサポートしてくれたチームメート、会社、家族の皆様に感謝しています。3年前に立てた(目標の)ベスト8は達成できませんでしたが、W杯で3勝したことは、本当に日本ラグビーにとって大きなステップだったと思います。このチームのキャプテンとして誇りに思います。


 後ろの男たちは毎試合毎試合、体を張って、日本の皆さんに勇気を与えたと思います。チームの中ではしっかり勝つ文化もできたし、これから次の日本代表につなげていきたいと思います。最後に、この日本代表にすごい熱を持ったエディ・ジョーンズ監督は、本当にこのチームを強くした一人だと思います。これから海外で指導をするかもしれないですけど、日本にとってはとても大きな存在だと思います。最後に、これから日本のラグビーをもっともっと盛り上げていきたいと思います。今後もよろしくお願いします。


■廣瀬俊朗「スポーツの価値を高めていきたい」


 ここにすごくたくさんの人が集まっていただいているのを見て、自分たちが掲げた「日本のラグビーを変える」ということを成し遂げたことを実感して、すごくうれしく思っています。自分たちが活躍できたのは多くの人に支えられたからなので、ここにはいないスタッフもいますし、バスのドライバーも、ご飯を作ってくれるスタッフもそうですし、そういうすべての人たちに感謝しています。その恩返しができたことがすごくうれしいです。僕たちのチームも2019年に向けて続きますし、人生もこれから続きますので、もっともっといい男になって、ラグビーだけでなく、スポーツというものの価値をみんなでもっと高められるような生き方をしていきたいと思います。


■田村優「W杯は楽しかった」


 エディーさんに4年間ついていき、あと俊さん(廣瀬)とリーチについていき、きつかったですけど、良かったと思っています。W杯は楽しかったです。ありがとうございます。


■木津武士「日本のラグビーを人気スポーツにしたい」


 決勝トーナメントには行けませんでしたが、3勝できたということは、すごくうれしいです。2019年に向けて、もっともっと日本のラグビーを人気スポーツにしたいので、これからもハードワークを続けて、これからもここにいるみんなで盛り上げていきたいので、みなさんよろしくお願いします。


■日和佐篤「一員として戦えたことを誇りに思う」


 こんな大勢の前でしゃべるのはW杯より緊張しています。本当に家族より長い時間を過ごした選手たちの一員として戦えたことを誇りに思います。ハードワークし続けたスタッフの方々、関係者、家族に感謝しています。ありがとうございます。


■山田章仁「トップリーグでも頑張っていきたい」


 本当に皆さん、ありがとうございました。素晴らしい経験となりました。これから始まるトップリーグでも頑張っていきたいと思います。そして今シーズンは、チームの監督にゴールキックを蹴らしてもらおうかなと。五郎のポーズをお借りして、頑張ろうかなと思います。ありがとうございました。


■立川理道「代表に入れるように頑張っていきたい」


 目標であるベスト8には行けませんでしたが、歴史を変えたこのメンバーに入れたことを誇りに思っています。2019年に向けてまた自分を見つめ直し、代表に入れるように、頑張っていきたいと思います。


■畠山健介「ルールは全部覚える必要はないです」


 3勝できたことはとてもうれしいです。ベスト8に行けなかったことはとても残念です。支えてくれた家族、ここにいない仲間、ファンの皆さんに本当に感謝しています。今回のW杯を通じて、素晴らしいラグビーというスポーツを伝えられたと思うので、ルールが(難しい)とか、いろいろ言われる方もいますが、ルールは全部覚える必要はないです。ここにいるみんなも全部のルールを把握しているわけではないので(笑)。是非会場に来て、ラグビーというものの素晴らしさ、魅力に触れていただきたいです。ルールは全然分からなくてもいいので、会場に来ていただければと思います。よろしくお願いします。


■五郎丸歩「非常に楽しく、最高の時間だった」


 19歳で日本代表に入って、W杯に出場するまでに10年かかりましたけれども、非常に楽しく、最高の時間でした。その時間を日本の国民の皆様、世界の皆さんと、共有できたことを非常にうれしく思います。日本代表はこれをもって解散しますけれども、国内のリーグは来月からすぐ始まりますので、是非そちらの方も応援よろしくお願いします。ありがとうございました。

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