7.18「巌流島」のテレビ中継が突如中止 谷川氏困惑「理由を説明してほしい」

長谷川亮

田村、ミノワマンの対戦相手が変更に

「巌流島」両国大会に出場する選手たち 【長谷川亮】

 巌流島大会前日記者会見は「フジテレビNEXT」の当日中継が急きょ中止となったことを受け、当初ファン公開制であった会見も報道陣向けのものへと変わったが、本選出場全20選手が出席。試合への意気込みを語った。

 なお、田村潔司と対戦予定であったムラッド・ボウジディはケガのため欠場しジョーイ・コピタイン(ボクシング/オランダ)に、ミノワマンの相手であったラディック・ヘイクルは出場辞退により、楠ジャイロ(ボクシング/ブラジル)にそれぞれ相手が変わっている。

 出場選手のコメントは以下の通り。

田村、巌流島ルール「どう戦ったらいいのか分からない」

6年半ぶりに復帰する田村潔司は巌流島ルールに「どう戦ったらいいのか分からない」と不安も 【長谷川亮】

田村潔司(UWF/日本)
「メインイベントということで光栄と同時にプレッシャーもあります。自分も45歳になりまして日本で総合格闘家として役目は終えたかと思いますが、明日出場する選手を見渡してみてもみんな身体能力があって、巌流島という新たな競技でどんどん上に上がってて活躍する選手が出てくればいいなと思います。明日は巌流島というスタイルで戦いますが、ルールも幅広く、頭が1周も2周もしてどう戦ったらいいのか分からない状態ですが対戦相手といい試合ができればいいなと思います」

ジョーイ・コピタイン(ボクシング/オランダ)
「最初の戦いで興奮していますが、対戦相手も素晴らしいので頑張ってみなさんに喜んでもらいたいです」

ライアン・ドゥウェス(キックボクシング/オランダ)
「また呼んでいただいてありがとうございます。みながハッピーでいられる試合を見せたいと思います」

マイティ・モー(K−1/米国)
「コンニチハ。みなが喜んでくれるよう最高の試合を見せたいと思いますのでよろしくお願いします」

北村克哉(レスリング/日本)
「全力で戦います。日本人の重量級も強いことを見せられればと思います」

ボロドバートル(モンゴル相撲/モンゴル)
「こんにちは。興奮しています、初めての試合なのでいい試合、勝利を見せたいです。参加してる選手の健康と健闘を祈りたいです」

渡邉剛(古流柔術/日本)
「初めてこのようなメジャーな大会に出るのですが、この年でも戦えることを見せられればと思います。担架で運ばれないよう頑張ります」

中島大志(相撲/日本)
「緊張してるのですが、達人は信じてないので、達人なんていないんだと思って戦います」

JZカルバンは巌流島ルールに対応できるのか 【長谷川亮】

岡倫之(レスリング/日本)
「試合相手が決まった時にマジかよと思いました。大きいしオーラもあるし、昨日も全然眠れなかったです。でも全力でヴァンガりたいと思います」

アラン・ボドウ(サバット/フランス)
「フランスからやってきました。1RでKOを決めたいと思います」

ミノワマン(プロレス/日本)
「対戦相手は変わりましたが、変わらず俺自身を出していきたいと思います」

楠ジャイロ(ボクシング/ブラジル)
「突然試合が決まって、呼ばれてすごくうれしいです。感謝してます。お客さんが喜ぶためにもいい試合を見せます。押忍」

海鵬(大相撲/日本)
「教えている子どもたちが観に来るので、子どもたちのために全力で頑張ります」

ジミー・アンブリッツ(MMA/米国)
「相手も準備ができていますが、僕も全力を出して戦います」

渡辺一久(ボクシング/日本)
「日本人代表っていうことで 男っぽい男の試合を見せますので楽しみにしていてください。バンバン打ち合います」

チョン・チャンヒョン(テコンドー/韓国)
「こんにちは。明日は素晴らしい試合をお見せします。頑張ります」

JZカルバン(ルタ・リブレ/ブラジル)
「全てを懸けて戦います。新しいルールですが、ファイトはファイトです。全てを懸けて戦いますので、よろしくお願いします」

ビターリ・クラット(コンバット・サンボ/ロシア)
「出場をとてもうれしく思っています。心より感謝してます。とても強い人が集まっていますが、素晴らしい試合ができるよう、みなさんケガなくできるよう祈っています」

ソン・ヤードン(散打/中国)
「相手は強いと思いますが、試合になれば2Rにならず1RでKOします。僕が勝ちます」

TOSHI(MMA/マッハ道場)
「リザーバーなのでしっかり勝って、本戦の誰かがケガしてくれるのを祈ってます。このルールなら優勝できるので、誰かがケガするのを祈ってます」

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著者プロフィール

1977年、東京都出身。「ゴング格闘技」編集部を経て2005年よりフリーのライターに。格闘技を中心に取材を行い、同年よりスポーツナビにも執筆を開始。そのほか映画関連やコラムの執筆、ドキュメンタリー映画『琉球シネマパラダイス』(2017)『沖縄工芸パラダイス』(2019)の監督も。

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