丸藤、杉浦に「虎王をぶち込み続ける」=12.6ノア有明大会直前会見

プロレスリング・ノア

丸藤vs.杉浦の勝敗を分けるのはひざか、ひじか!?

年末のビッグマッチ有明大会のメインを務めるのは王者・丸藤と挑戦者・杉浦のGHCヘビー級選手権試合 【写真:プロレスリング・ノア】

 年末のビッグマッチとなるノア「GREAT VOYAGE 2014 in Tokyo vol.3」(12月6日/東京・有明コロシアム)の直前会見が4日に都内事務所で行われた。

 メインは王者・丸藤正道と挑戦者・杉浦貴によるGHCヘビー級選手権試合。「コンディション、モチベーションが整っている」と5度目の防衛戦に向けて気合十分の丸藤は「虎王をぶち込み続けたい」とひざで勝利をつかむことを宣言した。一方、挑戦者の杉浦も「彼がひざにこだわるなら僕もエルボーを何発も打ち続ける」と一歩も引かなかった。

以下は丸藤と杉浦のコメント

――明後日に迫りました現在の心境をお願いします。

丸藤 最高の試合をするにもってこいの、コンディション、モチベーションが整っています。明後日なので非常に楽しみにしています。

杉浦 コンディションはいいですし、普段と変わらない感じで生活してます。試合が始まったら爆発すればいいので今は非常に落ち着いています。

――試合のシュミレーションはいかがですか?

杉浦 前哨戦やっているので、その中で少し考えたりしています。

丸藤 前哨戦の中でお互いの技の読み合いというのが重要になってきている中で、一手先二手先をいくのか、動きを止めるくらいの何か一発があるのか、それは自分の中で考えています。基本前日とかは考えすぎないようにしています。変な試合にはならない自信があるので、当日楽しみにしてもらえば良いと思います。

――虎王にエルボーを合わせたり、そういう動きが前哨戦で見られましたが?

丸藤 ここで作戦を言うのもあれですけど、自分の中ではそれを彼にぶち込み続けなければいけないと思ってるんで、彼のひじには注意しながら、宣言してしまいますが虎王を彼にぶち込んでいきたいと思います。

――防衛戦を支えてきた技になります。

丸藤 それだけで彼が倒れるかどうかはその時になってみないとわからないけど、自分の中では自信のある技なので、それで勝ちにいきたいと思います。

――発言を受けていかがですか?

杉浦 彼がそのひざにこだわるなら、僕も戦い方にこだわりはあるので。やはりエルボーを何発もぶち込んでやろうかと思っています。

――限界を超えるような戦いになる?

杉浦 あまりそういうことを考えて試合はしないんだけど、試合中にランナーズハイじゃないけどそういう状態になることもありますが。

――どういう試合になるか予想がつかない?

丸藤 いろんな意味合いを含めての試合になると思うんで、過去の試合を参考にしようとか過去の戦いを超えようとかそういう次元じゃなくて、また違うステージに行けるようなそんな試合にしたいと思っています。

――杉浦選手はもう1回GHCを獲ったら、来年以降のノアをどうしようと思っていますか?

杉浦 いろいろなチャンピオンがいますけど、僕がこだわるのは絶対的な強さ、ぶれない強さだと思っているんで、ノアのチャンピオンは恐ろしいくらい強いと思われるようなチャンピオンでいて、ノアを引っ張っていこうと思います。

――丸藤選手は来年も主役であり続けたいという思いですか?

丸藤 もちろんその気持ちはありますし、プロレスラーになって今年ほど責任感というものを感じながら日々リングに立ったことはなかったです。来年も引っ張っていけるように明後日勝って来年に勢いをつけたいと思います。

王者・原田は「小峠に雲泥の差があることを見せつける」

ともに大阪プロ出身の宿敵同士である原田と小峠がGHCジュニアヘビー級選手権で激突 【写真:プロレスリング・ノア】

 セミファイナルでは王者・原田大輔と挑戦者・小峠篤司のGHCジュニアヘビー級選手権が行われる。原田は8度目の防衛戦へ「ベルトを持ってついた自信もあるので、今は小峠と雲泥の差があるところを見せつけたい」とコメントすると、小峠もシングル初戴冠へ「いい試合ができると思う。昨日もイメージトレーニングで10試合ぐらいやった」と準備万端。ともに大阪プロ出身の“大阪ダービー”の行方は!?

以下は原田と小峠のコメント。

――2日後に迫りました現在の心境をお願いします。

小峠 コンディションをしっかり整えようと思ってます。早く寝るようにしてて、気持ちは落ち着いてるんですが、3時くらいに目が覚めて、緊張しているのか浮ついてるのかと思いますが、いい試合出来ると思います。

原田 コンディションは一番いい状態にもってきています。あと数日なんで気持ちを高めていって、有明コロシアム当日はこの状態で臨みたいと思います。そして3月にこのベルトを獲ってからずっと防衛してきたので、この1年の差というものを見せつけたいと思います。

――小峠選手は眠れないとおっしゃっていますが原田選手はいかがですか?

原田 ぐっすり眠れてます。毎日同じような時間に寝て、同じような時間に起きてます。

――試合のシュミレーションは?

原田 自分の中でイメージは出来上がっていますし、「こう来ればこう返そう」というアイデアというか、作戦を練ってきてます。もう8年位やってきたので、普通のことをしてもかからない技も出てくると思うので、そういうのも二手三手先を読んで仕掛けて行きたいと思いますし、このベルトを持ってついた自信もあるので、今の原田大輔と小峠篤司には雲泥の差があるというのを見せつけたいと思います。

――チャンピオンの発言を受けていかがですか?

小峠 眠れないわけじゃないんですよ。3時くらいに起きて試合のこととか考えます。昨日も頭の中で10試合位しました。僕のイメージトレーニング能力が高すぎて、おでこから流血しそうになりました。

――前哨戦では原田選手が圧倒していて、気持ちが入ってないとか言われたが?

小峠 彼の、僕との試合に対するリップサービスととらえていますが、憎々しいこというなあと思っています。

――それを聞いていかがですか?

原田 気持ちが変わったなと感じました。今までならネガティブに考えていたので、今はポジティブに考えてるなと。でも自分が言っていたのは本心であって、有明コロシアムと戦う、内容でもヘビーを上回ると自分で言ってきたので、前哨戦からガンガン来てほしかったですし、そうすることでお客さんの期待も上がってくると思うので。今みたいなポジティブな意見が聞けて良かったですが、それを有明コロシアムで嘘じゃないのを見せてほしいなと思います。

(次ページは拳王&大原、FUNAKIらのコメント)

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