GHC王者・丸藤がGL戦を全勝V宣言=「結果を残してノアの象徴になる」

プロレスリング・ノア

4度目の防衛を果たしたGHCヘビー級王者・丸藤は18日から開幕するグローバル・リーグ戦での全勝優勝を誓った 【写真:プロレスリング・ノア】

 プロレスリング・ノア「GREAT VOYAGE 2014 in YOKOHAMA」(12日/神奈川・横浜文化体育館)で4度目の防衛に成功したGHCヘビー級王者・丸藤正道が14日、20分を超える死闘となった関本大介とのタイトルマッチを振り返るとともに、「グローバル・リーグ戦」(18日に開幕)へ向けての抱負を語った。

 関本とのタイトルマッチではパワーファイトに苦しめられた丸藤だが、21分45秒、虎王からのエビ固めで勝利。「強烈なインパクトのある相手だったけど、勝つことができたし、終わってすがすがしい気持ちになれた」とその心情を吐露した。また、3年連続4度目の出場となるグローバル・リーグ戦では「全勝優勝しないと、ノアの象徴にはなれない」と、史上初となるGHC王者としてのグローバル・リーグ制覇を誓った。

一発目の勝彦には王座戦以上の気持ちで臨む

パワーファイトの前に苦しんだ丸藤だが、最後は虎王で関本を沈めた 【横田修平】

以下は丸藤のコメント。

――横浜での関本戦を振り返って、またグローバル・リーグ戦に向けて?

 先日の関本大介戦、今までの試合の中でも強烈なインパクトのある相手だったんですけれども、結果、勝つこともできたし、何よりも試合が終わってすがすがしい気持ちになれたんで自分の今までの防衛戦にとっても特別な感覚がありました。いつ負けてもおかしくないような内容だったと思うんですけど、そこは意地でも負けることは出来ないし、彼が崩れ落ちるまで何度でもひざをぶち込んでやろうと思っていたんで、最終的に自分の流れにもって行けて良かったかなと。

 防衛して安心してる余裕もなくグローバル・リーグ戦も始まるんで、しかもまた彼ともあたるので、一切気を抜くこともないし、初戦も(中嶋)勝彦なんで非常に大変な毎日が続くと思うんですが、必ず全勝優勝してGHCチャンピオン兼グローバル・リーグ戦覇者として年末を迎えたいと思います。

――グローバル・リーグ戦でキーポイントとなる選手やポイントは?

 全勝優勝と言っている限りは全員がそういう対象になってくると思うし、口だけで終わらないような結果を残さないと、ノアの顔、ノアの象徴という存在になれないと思うんで、誰というわけではなく全員しっかり仕留めたいと思います。

――スタートダッシュというのは重要?

 そうですね、一発目が勝彦で、防衛戦でも試合をしたんですけど、もちろん簡単な相手じゃないのはわかってるし、危険な一撃を持ってる選手なんで、以前のタイトルマッチと同じぐらいの気持ち、もしくはそれ以上の気持ちで臨んでいかなければ足元をすくわれると思っている。でも今、風は俺に吹いてるので絶対負けません。

決勝は田中将斗とかヒーローとやってみたい

――去年はパーフェクトフェイスロックで開幕から怒涛の連勝を続けて、最後の最後で脱落してしまったが?

 今はここ最近の対ヘビー級に関してパーフェクトフェイスロックよりも虎王の方が有効的に、かつ結果も残せていると思うので、フィニッシュはそっちが中心になてくると思うんですけど、うまく自分の中での技のパズルを組み立てて完成させて結果を出すようにしていきます。

――別ブロックで上がってきてほしいと思うのは?

 強い選手が上がってくると思いますが、個人的にはシングルをやったことないような人間とやりたいなという気持ちはあります。田中将斗とか、クリス・ヒーローなんかは今年、元KENTAに勝ってるからね。タッグリーグで元KENTAに勝ってるからさ。デカいからね、やっぱ。昔やってたクリス・ヒーローとは違うと思うんだよ。

――ヨネ選手に上がってきてもらってBRAVE対決をしたい?

 自分で試合の内容、結果で示してほしいなという部分があります。ヨネさんの秘めた力というのは良く分かっているんで。昔は白ベルトをヨネさんに奪われたし、要所、要所でヨネさんに負けてる部分があるんで。永田裕志にも連続で勝っていたりするでしょ。俺があんだけ苦労して勝った永田裕志に2回も勝っていて、持つものは持っているから。

――防衛戦の後にすぐリーグ戦が始まって、今年は特にスパンが短いですが?

 7月にベルト獲って、月一回のペースで防衛戦やってきてるんで。そこに不安要素は何もないし、逆に防衛戦とかそういう過密さがない方が、チャンピオンとして不安でもあり、起こしてはならない状況だと思うんで。肉体的にも今は充実していますし。

次ページにはジュニア王者・原田大輔のコメント

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