GHC王者・丸藤がGL戦を全勝V宣言=「結果を残してノアの象徴になる」

プロレスリング・ノア

V6の原田「王者としてまだまだ足りない」

GHCジュニア王者・原田はグローバル・リーグ戦真っ最中の11.4後楽園大会でのジュニア王座戦に強いこだわりを見せた 【写真:プロレスリング・ノア】

 また、同大会でGHCジュニアヘビー級王座の6度目の防衛に成功した原田大輔も会見を開いた。ベテランのスペル・クレイジーのうまさに後手に回る場面も多かったが、最後は片山ジャーマンスープレックスで退け6度目の防衛した。「クレイジーがすごいという印象のまま終わってしまってチャンピオンとしてまだまだ足りないと実感できた」と反省。11月4日の後楽園大会にV7戦としてザック・セイバーJr.との防衛戦が決まったことには「去年ザックとのシングルマッチは2回やって1勝1敗で終わってるので、その決着を今回つけたい」と意気込んだ。

 以下は原田のコメント。

原田 まず横浜は何とか防衛が出来たという感じですけれども、試合全体を通してスペル・クレイジーの掌にころがされていたというか、相手の思うような試合になってしまったという部分で悔しい一戦になりました。最後、相手の隙をついて畳み掛けて勝つことが出来たんですけど、やっぱりお客さんの印象の中にスペル・クレイジーはすごいという印象のまま終わってしまったと思うんで、防衛6回もしていますけど、チャンピオンとしてはまだまだ足りない部分もあると実感できた試合になりました。クレイジーのうまさもわかりましたし、自分にはまだまだ足りない部分があるという面で、まだレベルアップできるんじゃないかっていうことも思いました。次のザック戦では同じような悔しい思いをしないためにもしっかりと自分のプロレスを貫き通して戦いたいなと。しっかり勝って防衛もしたいなと思います。

――7度目の防衛となるとKENTA選手を抜いて歴代2位になりますが?

原田 気が付けば7回になっていて、いろんなベルトを獲ったことありますけどここまで防衛したことないんで。僕自身ビックリしていますね。

――KENTA選手に並んだという部分は?

原田 うれしいですけどそこまで(回数は)気にしていないので、ベルトを持っている限りは1日でも長く持っていたいですね。

ザックとは完全決着を目指す

原田の次期挑戦者に名乗りを挙げたザック。昨年は1勝1敗の両者がタイトルマッチで完全決着をつける 【横田修平】

――ザック選手が金沢の3WAY戦では直接負けていないからと主張してきていますが、1対1と3WAYでは違いますか?

原田 それは違うと思いますし、遅かれ早かれまた言ってくるだろうなと思っていたんで、このタイミングで出来るというのもうれしいですし、今度の11月4日の後楽園になりますけれども、会社に1つお願いしたのはヘビーのリーグ戦の中に入れてくれ、ということだけです。ヘビーがメインのリーグ戦になるんですけれども、そこでジュニアは黙っていられないですし、休みのシリーズと思われたくないですし、その中でもジュニアとしての主張をしたかったので、あえてこのシリーズの中に入れてもらいました。

――ザックと戦う以上にヘビー級と戦う?

原田 そうですね、ザックとの試合になればヘビー級に絶対負けない試合が出来ると思いますし、そういう面でもヘビーをどんどん超えていきたいという気持ちですね。ただ相手はザックなんで、技術はすごいですし、誰よりもプロレスに対して研究してる男なんでしっかりとザックを見て戦いたいなと思います。

――ザックは見たことないような技の入り方だったり、つなぎ方をする選手だが?

原田 横浜のときのフィニッシュを見たのは初めてですし、何が出てくるか分からない選手ですので楽しみでもあり、警戒もしないといけないですね。

――前回負けたときはヨーロピアンクラッチでしたが?

原田 そうですね、バトルロイヤルで負けて、去年ザックとのシングルマッチは2回やって1勝1敗で終わってるので、その決着を今回つけようかなと思います。もちろん勝つつもりですけど、これで終わりではなく、これからまたいろんな可能性が出てくると思うので、スタート地点という意味ではしっかり勝ちたいと思います。

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