元・幕内力士の鈴川、サップの『ドタキャン』制裁へ=IGF
大みそかにドタキャンされたサップとの対戦が決まった元・若麒麟の鈴川 【スポーツナビ】
総額2億円のチャンピオンベルトを懸けた「IGFチャンピオンシップ」の1回戦として、米国ストリートファイト出身のキンボ・スライスと対戦する予定だった鈴川だが、キンボが練習中に右手のこぶしをけがしたため、欠場が決定。その代役として、年末の大イベントでは「敵前逃亡」となるドタキャンをしたサップが当てられることになった。
幻の戦いに「リング上で白黒つける」
鈴川はサンドバックに必殺技の「マーダー・ビンタ」を打ち込み、順調な仕上がりをみせた 【スポーツナビ】
再び戦うことになったサップの行動について、「この間は逃げたのに、日を改めてリングに上がるというのは、普通ありえない」と驚きは隠せない。しかし、IGFチャンピオンシップのエントリー選手として挙がっているため、ここで星を落とすようなことがあると、トーナメントの勝ち上がりに暗雲が立ちこめる。そのため、「僕の目の前に出てくるのであれば、もう目の前に現れないように倒すつもりでしっかりやります。チャンピオンシップ、勝ちに行きたいんで、1戦1戦頑張っていきたい」と、年末の制裁マッチというよりも、次の大会へのステップととらえているようだ。
『ドタキャン』対策に「見張りつける」と関係者
「キンボと戦うつもりで準備してきたが、リングに上がったらやることは一緒。それをしっかりやりたい」と、自分のスタイルを貫くつもりだ。
心配なのは、サップの2度目の『ドタキャン』だが、「試合直前になっていなくなるのだけはご勘弁願いたい」と鈴川も切に願っているが、そこはIGF関係者が控え室まで見張りをつけて、必ずリングに引っ張ってくることを確約している。
また、今回の試合は特別試合となり、当初の予定だったキンボとのチャンピオンシップ1回戦は4月28日に行われる「GENOME15」(東京ドームシティホール ※現JCBホール)へと延期となっている。
IGFプロレスリング「GENOME14」
2月5日(土)福岡国際センター 開場16:00 開始17:00
<メインイベント IGFチャンピオンシップトーナメント1回戦 45分1本勝負>
鈴川真一
ボブ・サップ
<セミファイナル IGFチャンピオンシップトーナメント1回戦 45分1本勝負>
ジョシュ・バーネット
モンターニャ・シウバ
<第7試合 INOKI BOM−BA−YE SUPER FIGHT 30分1本勝負>
ザ・プレデター
キース・ハンソン
<第6試合 藤波辰爾デビュー40周年特別試合 DRAGON vs. Sky High 10分1本勝負>
藤波辰爾
ミル・マスカラス
<第5試合 シングルマッチ 10分1本勝負>
初代タイガーマスク
ブラックタイガー
<第4試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
エリック・ハマー、澤田敦士
シェルトン・ベンジャミン、ボビー・ラシュリー
<第3試合 マスクド・ゲノムJr.デビュー戦 20分1本勝負>
マスクド・ゲノムJr.
ハリケーン
<第2試合 シングルマッチ 20分1本勝負>
タカ・クノウ
佐藤光留
<第1試合 シングルマッチ 10分1本勝負>
定アキラ
宮原健斗
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