指の力を抜いて腕をリラックスさせることが、しなやかなスイングを生む!

Gridge(グリッジ)

【(c)GAHAG】

ガッチガチに力んでしまってスイングをコントロールできない方、きっと少なくないと思います。

そんな方は、どんな対策を講じていますか?

『おっ3』のおススメは、指の力を抜くことです!

指の力を入れたり抜いたりすることで、腕を有効に使うことができますよ。

指に力を入れると……

『おっ3』得意の、他のスポーツからイメージ喚起!

この写真で注目していただきたいのは、全日本男子のブロッカーの指や肘、腕の筋肉の状態です。

アタックで放たれたボールのスピードは、120~130キロ/時と言われています。

そんなボールを生身の身体で止めるブロックには、『壁』としての強さが求められます。

ボールの勢いに負けず、突き指もしないようにするためには、指の第一関節に力を入れます。

すると、強烈なアタックが指先に当たってても、簡単には指先を後ろに持っていかれないんです。

そして、ここに力を入れると手首から肘までの筋肉は固く締ります。

この状態で両腕をネットから相手コートに突き出すと、ブロックはまさに『壁』のようにボールを弾き返すのです。

指に力を入れると、こんな効果があるのです。

しなやかな動きは指の脱力から!

脱力と言いながら、錦織圭選手の表情は鬼の形相!

しかし、これは腕に力を入れているからではありません。コートを走り回り、下半身の踏ん張りを利かせているからです。

指に力を入れたら、このフォアハンドストロークのように肘から先に出て来る鞭のようなしなりは生まれません。

腕全体の、程よい脱力がしなやかな動きには必要条件になります。

錦織選手のグリップは、しっかりと握られていますが、力みは感じられません。

力は抜いて、隙間なく!

『フジサンケイクラシック2019』では、他を圧する飛距離で活躍したC・キムプロ。

トップから、切り返しの瞬間ですが、指や手首、肘には力みは感じられません。

しかし、右手と左手の間はもちろん、指と指の間にも、手とグリップの間にも隙間がありません。

指の力を抜くことと、手とグリップの隙間をなくすこととは表裏一体です。

そのためには、グリップ自体が滑るようではいけません。

メンテナンスがきちんとされたグリップで隙間を作らず、指の力を抜いてみてください。

肩からクラブヘッドまでをしなやかに使うことができると思いますよ。
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