佐藤、城戸らが1回で計量パス 混戦の日本トーナメント 日菜太、優弥らは優勝へ気合十分=K−1MAX
都内のホテルでK−1MAX前日計量、会見が行われ、出場選手たちが意気込みを語った 【スポーツナビ】
佐藤、ザノリニともに好調アピール
契約体重ちょうどの70キロで計量に合格した佐藤。DJ(0.5キロ超過)を除く全選手がそれぞれの規定体重に1回で合格 【スポーツナビ】
なお、0.5キロオーバーで再計量となったDJ.taikiを除く全選手が1回で計量をパスした。
そのほか各選手の記録体重は以下の通り。
佐藤嘉洋:70.0キロ
ダニロ・ザノリニ:70.0キロ
小宮山工介:62.3キロ
村浜 TAKE HERO:62.95キロ
渡辺一久:62.95キロ
DJ.taiki:63.0キロ(※再計量でパス)
日菜太:70.0キロ
山本優弥:69.85キロ
中島弘貴:69.8キロ
TATSUJI:70.0キロ
長島☆自演乙☆雄一郎:70.0キロ
名城裕司:69.75キロ
龍二:70.0キロ
城戸康裕:69.9キロ
小宮由紀博:69.75キロ
久保園ルイス:69.9キロ
大渡博之:69.6キロ
内村洋次郎:69.5キロ
松倉信太郎:70.0キロ
YUUKI:68.2キロ
日菜太が意気込み「1回戦から相手の腕を折る」
事実上の決勝戦といわれる日菜太vs.優弥の一戦、両者ともに優勝へ気合十分 【スポーツナビ】
事実上の決勝戦と言われる山本優弥との一戦へ、一戦必勝の覚悟で臨む優勝候補の日菜太は「1回戦から全力でぶつかって、相手の腕を折る」と、気合の入った表情で意気込みを語った。一方、昨年の「K−1 WORLD MAX」で日本人唯一のベスト4進出を果たした優弥は「自分のことしか考えていない」と、世界での経験を自信にマイペースを貫く。
また、拠点を変えて心機一転を図る長島☆自演乙☆雄一郎は「がけっぷちだと考えています」と背水の覚悟を見せ、「最後まで立っているのは自分」と優勝を誓った。
計量後の各選手のコメントは以下の通り。
日菜太
「僕は明日の試合を後から振り返って『どうしてこうなったんだろう』と思いたくないので、全部の力を1回戦からぶつけていけるように、山本優弥選手しか見てないです。1回戦から相手の腕を折りにいきます」
山本優弥
「ありきたりなことしか言えませんが、自分は自分のことしか考えていないので、世界チャンピオンになるために日本チャンピオンになりますし、日本チャンピオンになるために1回戦を勝とうと思っています。たくさんの人が応援してくれているので、いろいろな人に感謝して一生懸命頑張りたいと思います」
長島☆自演乙「最後まで立っているのは自分」
拠点を東京に移し、心機一転で優勝を狙う長島☆自演乙(右) 【スポーツナビ】
「明日は3試合、早く倒してオレが優勝します」
TATSUJI
「今回も全力で仕上げてきました。これまでで一番調子がいいです。明日は1Rから全力で倒しに行くだけです。3試合全部倒しに行きます、熱い試合をしたいと思います」
長島☆自演乙☆雄一郎
「全世界のアニメファンの皆さま、こんばんは。僕もK−1もがけっぷちという気持ちで考えているので、絶対にチャンネルを変えられないような試合をしたいと思っています。飽きの来ない、見てて明るく楽しくおもしろい試合をできたらと思います。(今年は昨年と比べて)全部変わっていると思います。東京に来て練習して、スパーリングパートナーも変わって、フィジカルトレーニングも開始して、昨年と比べたら練習環境がまったく違います。もちろん、試合で最後まで立っているのは自分だと思っています」
名城裕司
「このようなビッグチャンスを与えていただいて、ありがとうございます。僕も白黒はっきりした、見てておもしろい試合をして、必ず決勝まで行って優勝したいと思います」
龍二
「九州から来た龍二です。龍二焼酎ができたので、居酒屋で応援してくれる人がより長くこれを飲めるように、僕も長く試合をするつもりです。花見のシーズンなので、優勝してみんなで飲みに行きたいと思います。今月に自分の息子ができたので、かっこいいおやじになるためにも必ず優勝します」
城戸康裕
「試合は3回目ですけど、自分の準備は万端です。今回の敵は対戦相手ではなく、裏番組になると思っています。(フィギュアスケートの世界選手権に出場する)浅田真央ちゃんとキム・ヨナ選手が一番の敵です。これで日本国民の9割を敵に回しましたけれど(笑)、みんなで頑張ってK−1を盛り上げて視聴率で勝ちたいと思います。僕のところでグンと上がっていたらうれしいですけど、チャンネルロックでお願いします(笑)」