プロレスファンは年末年始も大忙しです 東京03豊本のプロレスあれこれ(4)
W★INGから始まった年越し興行
大みそかに開催される年越しプロレス。今年はさらに豪華になりました 【佐瀬順一】
恒例の全日本プロレスの最強タッグリーグが終わり、みちのくプロレスの宇宙大戦争が終わり、プロレスファンの予定は残すところ大晦日の後楽園ホールで行われる、年越しプロレスですかね? あ、新木場1st RINGの方に行かれる方もいますかね? 関西の方は世界館で大晦日プロレスですかね? なんにしろ、年越しの瞬間はプロレス観戦、これはすっかりプロレスファンにはお馴染み。
かつて92年から京都大学西部講堂で行われたW★INGの年越しプロレスが懐かしいものです。あれが最初の年越しプロレスだった気がします。それから様々な団体が年またぎの興行をしていき、グレードもどんどんアップ。
今年の後楽園の年越しは、今までのDDT、大日本プロレス、KAIENTAI DOJOの3団体合同だけでなく全日本プロレス、WRESTLE-1参加の豪華版。団体の枠関係なくシャッフルタッグのトーナメント。ただでさえ年越し独特の高揚感もあり毎年試合のボルテージが高いのに、今年はさらに激しくなりそうですね。
1.7に『世界プロレス協会』の大会あります!
“イッテンヨン”は年明けの定番。プロレスファンには年末年始のお休みはありませんね 【写真:SHUHEI YOKOTA】
それが終わると、お昼からはゼロワンの後楽園ホール大会。元日だからと変に飾る事なく純粋に熱い試合を見せてくれるゼロワンです。
で、三が日もプロレスの興行は続きます。そして4日は“イッテンヨン”という表記も浸透してきた、新日本プロレスの東京ドーム! プロレスファンは帰省する暇がない!!
ちなみにですけど、7日には『世界プロレス協会』の興行もあります。
『世界プロレス協会』とはなんぞや?とお思いでしょうけど、ミス・モンゴルが運営してる団体です。
その存在はマイナーで、大手マスコミからは団体とカウントされない、存在を知ってるマスコミも女子の団体なのか男子の団体なのか曖昧な扱い。
そりゃそうですよ! 今の女子プロレスは可愛いビジュアルのいい子を集めて激しい試合を見せようとするのが主流。どこの団体もそれを目指して頑張っています。それはそれで企業努力なのでビジネスとしてはいいと思います。ですが、世界プロレス協会はその逆をいこうとしています。