【スターダム】 紫雷イオ&岩谷麻優が9度目の防衛 イオに対し里村、松本&花月が挑発
ゴッデス・オブ・スターダム王座V9を達成した紫雷イオ&岩谷麻優 【スポーツナビ】
メインイベントでは、ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合として、王者組『サンダーロック』紫雷イオ&岩谷麻優に、仙台女子プロレスの里村明衣子と宝城カイリが挑戦した。
里村&宝城がイオを追い詰めるも3カウント奪えず
宝城は感情むき出しで、サンダーロックにぶつかっていく 【スポーツナビ】
宝城の「ベルトが欲しい」という強い願望で組まれた“急造タッグ”。しかし宝城の気迫と、里村の強さでサンダーロックを追い詰めた。
試合序盤こそ、個々でサンダーロックに向かっていく里村と宝城。先発を買って出た岩谷に対し、強烈な蹴りで里村が圧倒。しかし岩谷もロープを使ったアームホイップから、強烈なペナルティキックを背中に叩き込む。イオも里村に対し、エルボーでの打撃戦に持ち込むなど、女子プロレス界の“横綱”に対し、正面からぶつかっていく。
一方、感情むき出しでダブルチョップやエルボーで向かってくる宝城に対し、正面から応戦。さらにV8を達成しているタッグ王者としての連携を見せ始めると、サンダーロックが優位に。それでも、宝城がイオのダブルアーム・フェイスバスターをかわしたところから、宝城&里村の連携も見せ始める。岩谷をコーナーに追い詰め、里村のジャンピングエルボーと宝城のスピアーで串刺し攻撃を連続して決めると、場外戦へと持ち込み、客席入口の階段から、2人そろってのジャンピングエルボーを決める。
岩谷がドラゴンスープレックスを決めた後、すかさずイオがムーンサルトを決め、フィニッシュ 【スポーツナビ】
リングに戻してからも宝城に、岩谷のフットスタンプ、ダイビングボディープレス、イオとの連携でのスリングブレイドとたたみ掛けると、岩谷がコーナートップに立ってダイビングボディープレスを狙いにいくが、里村がカットする。さらに宝城がイオを捕まえて里村との連携を狙おうとするが、里村のハイキックは宝城に誤爆。それでもあきらめずもう一度狙うが、さらに誤爆。これでフラフラになった宝城にムーンサルトを狙おうとするが、再び里村が足をつかんでカットすると、イオをコーナーに捕まえたところに、フットスタンプ。さらにスライディングD、里村のデスバレーボムが決まると、宝城がダイビングエルボードロップを決めるが、ここはイオがカウント2で返す。
さらに止めを刺そうと宝城がコーナートップから再びダイビングエルボードロップを狙うが、これはイオが膝剣山で迎撃。ここから岩谷が里村をドラゴンラナで投げると、さらにイオとの連携でツームストンドライバー。これで里村が動けなくなると、岩谷は宝城をドラゴンスープレックス。そこにすかさずイオがムーンサルトを決め、宝城から3カウントを奪った。
里村はイオにシングル戦要求 カイリは松本に挑戦
里村は試合後、イオとのシングルマッチを要求 【スポーツナビ】
里村がリングを降りると、今度はこの日の第3試合で、渡辺桃&ジャングル叫女を破った松本浩代&花月がリングに上がる。スターダムへの参戦を始めたばかりの花月だが、「おい、サンダーロック! どう考えても、サンダーロックより、私と浩代さんの方が強いと思うんですけどね」と挑発。これには会場から大ブーイングが起こるが、これを気にせず松本がマイクを握る。すると標的はサンダーロックではなく、宝城と岩谷へ。
「3人娘? でもさ、イオの独走状態でしょ? イオが独走で、お前(宝城)とお前(岩谷)はイオの2番手。2番手でいいんでしょ? あのね、私そういうの大嫌い。2番手でいいならいいけど、私だったら、そういうの嫌だけどね」と、空中分解を誘うような挑発。
松本の2番手発言に対し、カイリは涙目で松本への挑戦を表明 【スポーツナビ】
イオvs.アルファ・フィーメルのタイトル戦が決定
久しぶりの来日となったアルファ・フィーメルがイオのベルトに挑戦。新潟での防衛戦が決まった 【スポーツナビ】
岩谷の発言にやや動揺したイオだったが、その直後に久しぶりの来日となった赤いベルトの第2代王者・アルファ・フィーメルがリングに上がり、イオに向かって英語で挑発。すると、イオは「赤いベルトに挑戦したいのか? OK。次の大会、新潟(3月26日/サン・ビレッジしばた)でお前とやってやるよ。分かったか? 分かったなら帰れ!」と追い返す。
イオは3冠のまま、4月のシンデレラトーナメントに臨むことを宣言する 【スポーツナビ】
3月21日(月)後楽園ホール
<ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合>
[王者組]○紫雷イオ、岩谷麻優
(24分21秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め)
[挑戦者組]里村明衣子、●宝城カイリ
<スペシャル・シングルマッチ〜欧州最強決定戦〜>
●バイパー
(8分24秒 反則)
○アルファ・フィーメル
※バイパーがレフェリーをKOしてしまったため
<タッグマッチ>
渡辺桃、●ジャングル叫女
(12分7秒 バックドロップ→体固め)
○松本浩代、花月
<シングルマッチ>
●アレックス・リー
(6分9秒 スクールボーイ)
○ケイトリン・ダイヤモンド
<オープニング6人タッグマッチ>
○美邑弘海、万喜なつみ、スターライト・キッド
(9分16秒 エビ固め)
米山香織、仁科鋭美、●あずみ
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