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手倉森監督「際にものすごく興味が湧いた」
U−23ポルトガル遠征メンバー発表会見
手倉森監督は本大会まで選手たちの競争意識を高めながら、最終の18人を選ぶという意向を示した
手倉森監督は本大会まで選手たちの競争意識を高めながら、最終の18人を選ぶという意向を示した【スポーツナビ】

 日本サッカー協会は14日、都内で会見を行い、21日から30日まで行われるポルトガル遠征のU−23日本代表メンバー22名を発表した。25日にU−23メキシコ代表と、28日に地元のスポルティング・リスボンと国際親善試合を行う。


 1月のリオデジャネイロ五輪最終予選で主軸として戦った遠藤航、植田直通、中島翔哉、久保裕也らが選ばれたほか、オランダ2部のドルトレヒトでプレーするファン・ウェルメスケルケン・際が初招集となった。


 手倉森誠は今回のメンバー選考について、「(リオ五輪)アジア最終予選を戦ったメンバーをベースにした」と語る一方で、「(そのほかにも)武器としては数多くいる。そういった中で、再チャレンジのように追加された選手もいる」と、本大会まで選手たちの競争意識を高めながら、18人に絞り込んでいく意向を示した。


 初招集となった際については、五輪最終予選のエントリーの中にすでに入れていたことを明かし、「映像を見たときにものすごく興味が湧いてきた」とメンバー入りの理由を説明。また、際はオランダでプレーしているため、今回ポルトガルで試合を行うことで、「招集するチャンス、また縁があるのではないかと思った」と語った。


 また、2012年のロンドン五輪で金メダルに輝いたメキシコとの対戦については、「われわれの現在地を測れる良い相手」と歓迎。ポルトガル1部の強豪スポルティング・リスボンとの対戦についても、「外国人と戦えるという部分と、年齢が上の選手、またいろいろな大陸の選手たちが混じったクラブチームとやれるのは非常に良い経験」とコメントした。

中2日でのゲームも本大会を見据えた

ポルトガルのスポルティング・リスボンとの練習試合が決まった経緯について話す霜田委員長
ポルトガルのスポルティング・リスボンとの練習試合が決まった経緯について話す霜田委員長【スポーツナビ】

登壇者:

手倉森誠(U−23日本代表 監督)

霜田正浩(日本サッカー協会 技術委員長)


霜田 いよいよリオの本大会に向けて、本格的な準備を進めてまいりたいと思っています。3月の国際親善試合2試合でいろいろなメンバーを試し、そこから本大会までにいろいろな選手の競争を促して、良いチームを作ってもらいたいと思っています。また、ご声援、ご支援をよろしくお願いします。


手倉森 神がかり的な勝ち方で五輪を決めただけに、今日の発表は「紙」で発表します(笑)。


<メンバー22名発表>

GK:

牲川歩見(サガン鳥栖)

杉本大地(徳島ヴォルティス)

中村航輔(柏レイソル)


DF:

ファン・ウェルメスケルケン・際(ドルトレヒト/オランダ)

岩波拓也(ヴィッセル神戸)

植田直通(鹿島アントラーズ)

山中亮輔(柏レイソル)

中谷進之介(柏レイソル)

奈良竜樹(川崎フロンターレ)

亀川諒史(アビスパ福岡)


MF:

遠藤航(浦和レッズ)

原川力(川崎フロンターレ)

大島僚太(川崎フロンターレ)

中島翔哉(FC東京)

豊川雄太(ファジアーノ岡山)

関根貴大(浦和レッズ)

南野拓実(ザルツブルク/オーストリア)

鎌田大地(サガン鳥栖)

井手口陽介(ガンバ大阪)


FW:

久保裕也(ヤングボーイズ/スイス)

金森健志(アビスパ福岡)

浅野拓磨(サンフレッチェ広島)


手倉森 このメンバーでいきます。(リオ五輪)アジア最終予選を戦ったメンバーをベースにして、まず3月の活動でメキシコとどれくらいやれるのかという腕試しをしたいと思っていたところで、けが人が出たこともあり、入れ替えも自然にそういう流れになったというところです。最終予選のメンバー23人、あの大会で(本大会出場を)決めましたけれど、実際僕の中では、武器としては数多くいる。そういった中で、再チャレンジのように追加された選手もいます。


 とにかくリオの本戦に向けて、また競争意識が高まるマネジメントをしていきながら、(本大会は)18人という減った人数に絞る厳しい決断が待っているのに対して、数多くの選手をしっかり操っていきたいと思ってこのメンバーにしました。


 メキシコは前回(ロンドン五輪)のチャンピオンチームなので、本当に世界との戦いでわれわれの現在地を測れる良い相手だと思います。2戦目のスポルティング戦もまず外国人と戦えるという部分と、年齢が上の選手、またいろいろな大陸の選手たちが混じったクラブチームとやれるのは非常に良い経験だなと思っています。


 中2日でのゲームというのも、本大会を見据えてこのようなスケジュールにさせてもらいました。まずはやってきます。


霜田 3月28日はポルトガルのスポルティング・リスボン、正式名称はスポルティング・クルーベ・デ・ポルトガルとやることになりました。もともとこの遠征は、ポルトガルに行けばメキシコとやれるということをすべて最優先させてスケジュールを決めました。


 その後に五輪出場国とマッチメークをできないかといろいろ調整しましたが、ポルトガルおよびヨーロッパで、中立のところでやれる相手がなかなか見つからず、その後はU−21(欧州選手権2017)の予選に出ないヨーロッパの強豪といろいろ調整をしました。ここもまた、ユーロ(U−21欧州選手権)の予選が入っていたものですから、なかなかマッチメークが調整できない。


 日にちも相手も限られた中で調整しなければいけないということで、最終的には手倉森監督と相談をして、ポルトガルのヨーロッパのビッグクラブ、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグに出ているようなビッグクラブと練習試合ができないかということで、スポルティングにお願いをして、快諾を得たというのが試合決定の経緯です。

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