パートナーと共に目指す「日本一幸せなこども食堂」
【©KAWASAKI FRONTALE】
食欲がそそられる料理が並ぶ食卓を前に、子どもたちの元気な声が響いた。
ここは川崎市内の、とあるこども食堂。食事の提供を通じて、子どもの居場所や地域住民が交流・情報交換できるような場、コミュニティづくりなど地域の役に立っている存在だ。そんな場所をフロンターレが支援をし始めてどんな効果が生まれているのだろうか。
フロンターレの支援
【©KAWASAKI FRONTALE】
パートナー企業のロッテから「コアラのマーチ」、とんかつ和幸の「ひれ勝つサンド」、ドールの「かわさき応援バナナ」と子どもたちが大好きな食べ物が届き、フロンターレスタッフが見学に来た際には選手のトレーディングカードのプレゼントなどをしている。もちろん子どもたちが喜んでいる姿を見られるだけで十分だが、そういった取り組みがフロンターレのことを好きになってもらうキッカケにもなるだろう。
とんかつ和幸の「ひれ勝つサンド」 【©KAWASAKI FRONTALE】
こども食堂運営を持続可能に
こども食堂の支援をしているRidgelinez株式会社 【©KAWASAKI FRONTALE】
「私たちRidgelinezはフロンターレさんを通じて、こども食堂の支援をしています。今回、こども食堂を実際に訪問し、現場の方々からお話を伺うなかで、より多くの支援が必要であると改めて痛感しました。現場の方の熱意と献身的な行動には、ただただ頭が下がる思いです。多くのこども食堂は限られたリソースで懸命に運営を続けているのが現状です。単発的な支援や支援側の視点に偏った取り組みで終わることなく、現実をしっかり受け止め、この社会課題に真摯に向き合い、継続的な支援を行うことが重要だと考えています」(Ridgelinez株式会社担当者一同)
2025年はフロンターレが「かわさきこども食堂ネットワーク」を支援して4年目に突入する。参画してくれるパートナー企業もどんどん増加しているが、一番何を必要としているのか、どんな課題を抱えているのか。しっかりと現状と向き合って「全国で一番幸せなこども食堂」の実現へ支援を続ける。
(取材:高澤真輝)
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