寄贈品の保管場所はウエインズトヨタ神奈川! 川崎フロンターレの支援する「こども食堂」が次のステージへ
【© KAWASAKI FRONTALE】
こども食堂とは
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川崎市内にも2017年では17カ所だった数も年々と増加。ただ、ほとんどが地域住民やNPO法人などが運営しており、資金や物資などのリソースに多くの課題を抱えていた。そんな課題解決への力になろうと、昨年の8月にフロンターレは川崎市と連携をし、「かわさきこども食堂ネットワーク」を通じた市内のこども食堂への支援を開始。常日頃からフロンターレをサポートしている多くのスポンサー、パートナー企業に協力を得てロッテ、マルコメ、ドールなど食品関係の企業を通してお菓子や果物を支援し続けている。
保管場所問題
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「昨年度は、約5トンの物資を市内のこども食堂へご支援をいただきました。支援が増えることは大変嬉しく思う一方で、支援された物資をどう運ぶのか、どこに保管するのかといった新たな課題が見えてきました。そこで今回、ウエインズトヨタ神奈川様が、各こども食堂への支援物資の一時的な保管にご協力くださることになり大変、心強く思っています」(かわさき こども食堂ネットワーク代表 佐藤由加理さん)
常に川崎市民と寄り添う
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また、この支援活動を通して「かわさきこども食堂ネットワーク/市内のこども食堂」の存在を知ってもらうことが重要なこと。困っている事情を抱えているけれども、そういった場所を認知していなかったり、知らない人が集まる場所にこどもを行かせたくないなどの理由から利用を躊躇している場合もあるだろう。そこにフロンターレが関わることで、社会に必要な地域コミュニティとして認識してもらうことで積極的に利用してくれるようになれば嬉しい限りだ。
「私たちが単なるサッカークラブではなく、地域社会インフラとしての役割、つまり生活の一部として、なくてはならない存在としてのクラブを目指していきます」
そうフロンターレの吉田明宏 代表取締役社長が話すように、これからも「かわさきこども食堂ネットワーク」への支援を継続し、川崎市の皆さんに寄り添いながら歩んでいけるように、これからも活動を続けていく。
(文:高澤真輝)
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