【BOATRACE】江戸川選抜1、2着の石渡鉄兵と西村拓也はさすがのターン!

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 ボートレース江戸川では30日に「G3 第33回アサヒビールカップ」の初日が開催された。7Rからは安定板装着のレース。初日注目のメインカード12R「江戸川選抜」は、1コースから地元の石渡鉄兵(千葉出身・東京支部49歳)【冒頭の写真】がコンマ12の仕掛けで一気の押し切り勝ちを決めた。

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 2番手は1マーク全速から2マーク差して抜け出した板橋侑我が優勢かと思われたが、2周1マークでその外をつけて回った西村拓也(大阪出身・大阪支部37歳)【写真上】が強力な追い込みを見せた。西村は2周2マーク冷静な差しを入れて板橋を競り落として2着に。板橋は無念の3着。3連単は1-5-3で2960円の13番人気だった。

 勝った石渡は「いつもの感じにプロペラはしたけど、それほど攻撃力はない感じ。モーターがいいから全体に悪くないけれど、もう少し出てもいいかな? 底上げしたいですね」とレース後に話している。初日前半の4Rで5コースから4着に終わったように、まだエース23号機というバリバリの気配ではないが、2日目は12Rの3枠1回乗り。入念な調整で舟足を上積みしてくることは間違いないだろう。

 江戸川選抜2着の西村も好プレーといえる内容だったが、モーターに関しては「そんなに大して良くない。伸びがないし、出足もそんなにない。聞いていたほどではないですね」と少し残念そうな顔。こちらも初日前半3Rでは接触回避の不運もあって6着から始まった。2日目の西村は10R1枠の1回乗り。かなりの確率で本体整備に着手してきそうなだけに、展示航走から気配に注目したい。

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 その3日目10Rだが、4枠カド位置には実力者の江夏満(福岡出身・福岡支部43歳)【写真上】が陣取る。江夏は「起こしが重くて仕掛けがつかめていないけれど、自分は展示タイムが出る方じゃないんだけど出てる。伸び型なのかな?」と話している。脚質を生かした猛攻には警戒したいところだ。

 一般予選の方では地元・寺島吉彦が、1R逃げと10Rは5コース大まくりで、初日ただ1人の連勝発進を決めている。「いつもとプロペラの形が違うから、ターンでレバーには気を使う。でも、スピードが乗ってからの足はいいですね」と相棒21号機の手応えにニッコリ。このままシリーズのダークホースとなるか? 2日目は4R2枠1回乗りの乗艇だ。
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