うまい!グルメを味わうなら、迷わず4月23日(日)は陸前高田ランド春!

川崎フロンターレ
チーム・協会

【©KAWASAKI FRONTALE】

4月23日(日)のJ1リーグ第9節 浦和戦のホームゲームイベントは「陸前高田ランド春」が開催される。本イベントが始まったのは7年前。2011年の東日本大震災の震災をキッカケに陸前高田市とフロンターレの交流が始まり、2016年に「高田フロンターレスマイルシップ」を提携したのち、お互いがお互いに元気にしていこうという思いで陸前高田ランドが始まった。毎年、春と冬の2回開催で、陸前高田市の物産の販売や三陸名物の餅まきをファン・サポーターが楽しみにしている。開催9年目を迎える今年はどんなポイントがあるのだろうか。担当スタッフの加藤祐美子さんに話を聞いた。

美味なグルメたち

Dining しば多「くまがいホルモン米粉焼きそば」 【© KAWASAKI FRONTALE】

今年の目玉は、2018年「陸前高田ランド冬」に満を持して初登場した陸前高田のソウルフードである熊谷精肉店の「くまがいホルモン」と「ポリフリー」でおなじみのひころいちファームの米粉麺が夢のコラボした焼きそば「くまがいホルモン米粉焼きそば」。しっかりとタレが染み込んだホルモンと、優しい味の米粉麺がほどよくマッチした焼きそばはまさに絶品である。2019年に「川崎モアーズ」にて期間限定でオープンしていた「川崎フロンターレ カフェ&ダイニング ~川崎モアーズの湯~」でも「くまがいホルモン」の鉄板焼き定食は人気で大行列になっていたホルモンと米粉麺の焼きそばが共演するのだから舌が唸ることは間違いない。加藤さんも「長蛇の列ができて、完売するのではないかなと思います…!」と話していたように、早めに食べることをオススメしたい。

大和田家の牡蠣「蒸しかき」 【© KAWASAKI FRONTALE】

そして、例年人気の「蒸しかき」も忘れてはいけない逸品だ。おそらくかきの美味しい季節をイメージすると「冬」を想像する方も多いと思うが、実は春のほうが濃厚な味わいが深まるそう。春のミネラルたっぷりの雪解け水が海に流れて育ったかきは実が大きくて栄養満点。「旬」のかきを堪能できるチャンスを見逃してはいけない。そんな代表格の2つだけではなく、様々なグルメたちのお供になるのがお酒。昼間から「蒸しかき」や「くまがいホルモン米粉焼きそば」などを食べてグビッとお酒を飲む──。想像するだけでも「こんなに最高な休日はない!」という言葉を発してしまうだろう。

「たくさんのグルメたちもあって、どれも合う組み合わせが実現できると思います。また、子どもたちやお酒が苦手な方でも神田葡萄園さんのマスカットサイダーを飲んでほしいです。ここでは『ぶどうジュース』と『ロゼワイン』が蛇口を捻ったら出てくるので、自分で蛇口から注いで飲むことができる夢のような体験をすることができます! これは子どもも大人も楽しんでもらえると思いますよ!」(加藤さん)

2016年に陸前高田市で開催した「スマイルフェス」の様子 【© KAWASAKI FRONTALE】

もちろん、恒例の三陸名物「餅まき」も開催する。例年と違うのはやぐらからではなく、ステージトラックから餅をまく形に変更したこと。2016年に陸前高田市で開催した「スマイルフェス」で行った形と同様にしたことで、また新たな視点から楽しむことができるのもポイントだ。

「普段フロンパークで開催されているイベントはワークショップやアトラクションがありますが、今回はほとんどが飲食です。そのなかで餅まきが1つのアトラクションと言っていいのか分かりませんが、そういった感覚で楽しんでほしいです。また、お餅には当たり券が入っている可能性もあるので、ぜひ当たり券の入ったものを取っていただけたら、さらにいいことがあるかもしれませんよ!また、餅まきの参加は無料ですが、各回終了後には『Mind-1ニッポンプロジェクト募金活動』を実施するので、ぜひ参加していただきたいです!」(加藤さん)

陸前高田ランドから伝えたいこと

たかたのゆめちゃんとカブレラのゴールインからちょうど1年。11月にゆめちゃんハウスもオープンしたたかたゆめちゃんグッズをお楽しみに 【© KAWASAKI FRONTALE】

美味しいグルメとお酒、そして餅まきと盛りだくさんの「陸前高田ランド春」。そんなイベントを通してファン・サポーターに伝えたいことは“知ってもらう”こと。加藤さんも「このイベントを通して陸前高田市のことを知っていただき、実際に次は陸前高田市に足を運んでみる。そしたら現地でしか体験できないこともあると思います。だから『今度は陸前高田市に行ってみよう』と思ってくれたら嬉しいです」と話すように少しでも陸前高田市のことを知り、足を運んでみたい!と思ってくれることがスタッフたちの願いでもある。

楽しくて、大人から子どもまで笑顔に溢れるイベントは今年で開催9年目。この場所には豊かな自然と人の暖かさ育まれた美味しい食べ物がたくさんあり、出店者の皆さんの朗らかさを感じることができる。陸前高田市の方もフロンターレのサポーターと会って、話しをすることを楽しみしている方も多いだろう。

「半年ぶりの開催。私たちも陸前高田市の方もファン・サポーターの皆さんに会うことを楽しみにしています。安全に楽しく参加して食べてもらえる空間を作りたいと思います。ファン・サポーターの方も私たちと一緒に楽しんでほしいです!」(加藤さん)

本イベントは観戦チケットをもっていなくても第1部(11:00~15:30)、第2部(試合終了後~19:30)ともに入場可能。ファン・サポーターも含めて多くの方々に陸前高田市の魅力を感じてもらえたら嬉しい限りだ。

(文・高澤真輝)
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著者プロフィール

神奈川県川崎市をホームタウンとし、1997年にJリーグ加盟を目指してプロ化。J1での年間2位3回、カップ戦での準優勝5回など、あと一歩のところでタイトルを逃し続けてきたことから「シルバーコレクター」と呼ばれることもあったが、クラブ創設21年目となる2017年に明治安田生命J1リーグ初優勝を果たすと、2023年までに7つのタイトルを獲得。ピッチ外でのホームタウン活動にも力を入れており、Jリーグ観戦者調査では10年連続(2010-2019)で地域貢献度No.1の評価を受けている。

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