ロッテ石垣島キャンプ日記 2月6日編

千葉ロッテマリーンズ
チーム・協会

【井口資仁監督】

 気温25度。晴れ渡った空の下、第2クール初日がスタートした。井口資仁監督は今キャンプ初めてブルペンに足を運んだ。例年以上に仕上がりの早い投手陣に目を細めた。中でも目を引いたのが昨年7勝を挙げた岩下大輝投手。唸りを上げるボールに感嘆した。

 「みんなしっかりと投げているし仕上がりが早い。その中でも岩下はかなりいい。凄い球を投げていた。しっかりと投げてくれている」

 その他にもドラフト1位の鈴木昭汰投手、育成の本前郁也投手の名前を挙げた。投手陣は全体的に仕上がりの良さが目につき、ブルペンは活気に満ち溢れていた。新しいシーズンに向けて強い手ごたえを感じた瞬間だ。

 キャンプ休日となった前日5日。一歩も外には出ることはなかった。ホテルの自室で見入ってしまったのはライバルチーム・福岡ソフトバンクホークスの春季キャンプの中継映像。どんな練習をしているのか。どのような動きをしているのかを念入りにチェックした。

 「休日は元々よく他球団のキャンプ中継を見たりしている。今回は他球団も休みが多くてホークスがやっていた。いい練習をしていた。締まった練習というのかな。無観客なのだけど、見られていることを意識しているかのような練習。ウチも負けてはいられない。もっともっと高い意識をもって見られていることを感じながら練習に励んでいきたい」

 絶対王者の練習に強い刺激を受けた指揮官。気がつけばいつの間にか日は沈んでいた。6日の練習は野手による全体練習前のノックに始まり、活気にあふれるものだった。ここからはさらに実戦形式や細かいサインプレーなどが組み込まれた練習が増えていく。多くの人たちが期待を持って待ってくれていることを意識し自分たちにプレッシャーをかけながら鍛錬を続けていく。第2クール、マリーンズは素晴らしいスタートを切った。

千葉ロッテマリーンズ広報室 梶原紀章
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