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オーストラリア出身のベテランドライバー。 9歳でカートを始め、2008年にレッドブルのジュニアチーム入り。11年にHRTからデビューし、12年から2シーズンはレッドブルの姉妹チームのトロ・ロッソ（現ビザ・キャッシュアップRB）に在籍した。 14年にレッドブルへ昇格して18年までの5年間を過ごす。レッドブル在籍5年で7勝を挙げ、その後、ルノーを経て21年からマクラーレンに移籍。イタリアGPではチームに9年ぶりの勝利をもたらしたが、翌22年はマシンへの適応に苦しみ、期間満了を前倒ししての契約解除となった。 昨年はレッドブルでサードドライバーを務めることになり、テスト走行などに参加。ハンガリーGPからアルファタウリで結果を残せていなかったニック・デ・フリースの後任になることが発表された。しかし、F1復帰3戦目のオランダGPのフリー走行で左手の中手骨を骨折し、5レースを欠場。それでもメキシコGPで7位入賞と意地を見せた。 レッドブルだけでなく、多くのチームを渡り歩いた経験があり、技術面でのフィードバックは質が高い。昨シーズン終盤戦のマシンの競争力向上に貢献したように、走るだけでないプラス面をチームにもたらすことが期待されている。