ファンが選ぶ! プロ野球・チーム別前半戦MVP
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スポーツナビでユーザー投票を実施した「ファンが選ぶ! プロ野球チーム別前半戦MVP」。
今回はオリックスの結果(トップ10)を発表します!
※ランキング上位と寸評はスポーツナビアプリでご覧いただけます
オリックス
順位 | 選手名 | 得票率 |
---|---|---|
1 | 宮城大弥 | 56.70% |
2 | 杉本裕太郎 | 23.67% |
3 | 山本由伸 | 7.14% |
4 | 吉田正尚 | 5.29% |
5 | 福田周平 | 2.17% |
6 | 宗佑磨 | 1.81% |
7 | T-岡田 | 0.55% |
8 | 能見篤史 | 0.49% |
9 | 紅林弘太郎 | 0.42% |
10 | 平野佳寿 | 0.32% |
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解説
エース・山本由伸を抑えて、高卒2年目の宮城大弥が得票率1位という結果に。新人王どころかMVPも狙える活躍を見せた(写真は共同)
セ・リーグの東京ヤクルト同様、開幕前の順位予想ではオリックスを『5位』とした解説者が多かった。確かに5位だった。6月2日までは。2010年以来11年ぶり2度目の交流戦優勝を飾ると、ぐんぐん上り調子に。気が付いたら6月20日、パ・リーグ首位に躍り出ていた。とにかく今季のオリックス、先発投手陣のクオリティーが高い。
エース・山本由伸は得票率7.14%で3位にランクイン。防御率も勝ち星もチームトップなのだが、この好成績が“普通”に思えるほど、彼が凄いのだ。「日本のエース」「投手三冠狙える」「ルックスもいいし、一番は山本選手の勢いのあるストレートがほんとかっこいいから」と、ベタ惚れのコメントが続く。
準MVPにはラオウこと杉本裕太郎(23.67%)。チームの課題だった『吉田正尚のあとを打つ打者』にスッポリ、収まった。「杉本が吉田のあとを打つことで打線が固まり、吉田も力を出せている」が、「三冠に手が届くまでの成績は予想だにしなかった」と期待以上の相乗効果に驚きの声も。
そしてMVPは高卒2年目、新人王も狙う宮城大弥(56.70%)。前半戦、山本に並ぶ9勝を挙げ、8つの貯金をチームにもたらした。「投手としての成績もさることながら、宮城投手のおかげでチームがとても明るくなりました」――『負けるまで切らない』と言っていた長髪をツルッツルの丸刈りにしたときは、チームメイトが皆、宮城を見るたびに手を合わせていた。いじられ上手な新星である。
文:前田恵、企画構成:スリーライト