ファンが選ぶ! プロ野球・チーム別前半戦MVP
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スポーツナビでユーザー投票を実施した「ファンが選ぶ! プロ野球チーム別前半戦MVP」。
今回は西武の結果(トップ10)を発表します!
※ランキング上位と寸評はスポーツナビアプリでご覧いただけます
西武
順位 | 選手名 | 得票率 |
---|---|---|
1 | 山川穂高 | 73.62% |
2 | 滝澤夏央 | 8.09% |
3 | 増田達至 | 4.37% |
4 | 水上由伸 | 3.40% |
5 | 與座海人 | 1.62% |
5 | 栗山巧 | 1.62% |
7 | 平良海馬 | 1.29% |
8 | 高橋光成 | 0.97% |
8 | 森友哉 | 0.97% |
10 | 源田壮亮 | 0.81% |
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解説
西武は昨年、79年以来、実に42年ぶりの最下位に沈んだ。巻き返しを図るリーダー格は、得票率1位の山川穂高(73.62%)。18年・19年と40本台で2年連続本塁打王、それが20年・21年と連続24本で悔しい思いをした。
右太もも肉離れで3月30日から4月18日まで3週間の戦線離脱。しかし、復帰するや本塁打を量産。山川が本塁打を打った試合、チームは白星を積み重ねた。
「ケガで休んでいたにも関わらず打点、本塁打、単独トップの成績のため(40代男性)」
投手の「奪三振」と打者の「本塁打」は野球の華だ。「僕は本塁打しか狙っていない。それが結果的に自分の打撃に好影響を及ぼす」。朗らかな性格、人懐っこい笑顔、本塁打後の「どすこいポーズ」。ユーザーの投票1位もさることながら、22年オールスターゲームのファン投票両リーグ1位の結果から、その実力度・人気度がうかがえる。
2位・滝澤夏央(8.09%)も今季の西武を象徴する。今季は坂本勇人(巨人)、京田陽太(中日)、源田壮亮(西武)らリーグを代表する遊撃手が、故障や不調によって一時リタイヤした。滝澤ら次代を担う若い遊撃手が台頭したのである。
また、ソフトバンクや巨人らが「三軍制」を敷き、育成選手から支配下選手に登録されての活躍も目立った。西武でその滝澤(新潟・関根学園高卒1年目)が代表格であり、長谷川信哉外野手(福井・敦賀気比高卒2年目)、水上由伸投手(四国学院大卒2年目)らも進境を見せた。
3位は増田達至(4.37%)。18年・19年の西武は「山賊打線」の豪打でリーグ2連覇を果たした。そんな中、19年は先発投手―平井克典(81試合36ホールド)―増田達至(30セーブ)の「勝利の方程式」があった。増田は5月1日、史上18人目の通算150セーブを達成した。史上8人目の「通算100セーブ、100ホールド」も目前だ(ロッテ・益田直也、ソフトバンク・森唯斗、オリックス・増井浩俊、オリックス・平野佳寿、日本ハム・武田久、阪神・藤川球児、巨人・上原浩治)。その功績を評価されての3位ランクインだろう。
文:赤星信元、企画構成:スリーライト