ファンが選ぶ! プロ野球・チーム別前半戦MVP

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スポーツナビでユーザー投票を実施した「ファンが選ぶ! プロ野球チーム別前半戦MVP」。
今回は中日の結果(トップ10)を発表します!

※ランキング上位と寸評はスポーツナビアプリでご覧いただけます

中日

順位 選手名 得票率
1 阿部寿樹 22.79%
2 根尾昂 11.99%
3 大島洋平 10.79%
4 R.マルティネス 10.19%
5 岡林勇希 9.45%
6 大野雄大 8.40%
6 A.マルティネス 8.40%
8 ロドリゲス 3.00%
9 柳裕也 2.85%
10 高橋宏斗 2.25%

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解説

7月18日現在、チームトップの35打点を挙げ、打線の主軸として活躍する阿部寿樹が1位に選ばれた(写真は共同)

 客観的に見れば、「渋い選手がMVP候補に挙がっているな」というのが正直な印象だ。しかし、さすが中日ファンはよく見ている。

 1位は阿部寿樹(22.79%)。今季は高卒3年目のスラッガー・石川昴弥を三塁に抜擢、高橋周平を二塁に、二塁の阿部は控えに回る予定だった。しかし、石川が右ヒザ半月板損傷で手術。本塁打は少ないが、もともとチャンスに強く、フル出場すれば60打点を叩く阿部が、いいところで打っているというわけだ。明大で同期、昨年パ・リーグ打点王に輝いた楽天・島内宏明も似たタイプだ。

「勝負強い打撃を見せることができ、故障者もいる中、チームを支えている(20代男性)」

 根尾昂が2位(11.99%)。投票は10代が30%を占めた。甲子園春夏連覇の印象が強烈なのだと推測できる(ただし、感想を書いている10代ユーザーは少なかった)。

「いろいろ(ポジションを)回されたが、ピッチャーとしてとても頑張っている(50代女性)」

 話題性はもちろんだが、根尾を応援したいユーザーが多いのだと感じた。

 中日のある大物OBに、根尾について話を聞いた。

「特に練習しなくても150キロ超のスピードボールを投げられる。セットアッパーやストッパーが向いているのではないですか?」

「いえ、今秋から春にかけてしっかりトレーニングを積み、先発投手として勝負してほしい」

 3位は大島洋平(10.79%)。序盤戦に打撃ベストテントップを走り続けた印象が強いのだと思う。通算2000安打が視野に入り始めた。客観的に見ると、打順1番でももう少し打点がほしいところだ。ゴールデングラブ賞最多は福本豊(阪急)の12度、2位は秋山幸二(西武・ダイエー)、伊東勤(西武)の11度、4位は山本浩二(広島)、新庄剛志(阪神・日本ハム)らの10度、大島は菊池涼介(広島)と並んで現役最多の9度。

文:赤星信元、企画構成:スリーライト

結果一覧

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