ファンが選ぶ! プロ野球・チーム別前半戦MVP
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スポーツナビでユーザー投票を実施した「ファンが選ぶ! プロ野球チーム別前半戦MVP」。
今回は阪神の結果(トップ10)を発表します!
※ランキング上位と寸評はスポーツナビアプリでご覧いただけます
阪神
順位 | 選手名 | 得票率 |
---|---|---|
1 | 青柳晃洋 | 46.07% |
2 | 大山悠輔 | 30.57% |
3 | 近本光司 | 10.39% |
4 | 湯浅京己 | 5.00% |
5 | 佐藤輝明 | 1.92% |
6 | 中野拓夢 | 1.21% |
7 | 梅野隆太郎 | 1.15% |
8 | 伊藤将司 | 0.88% |
9 | 糸井嘉男 | 0.33% |
9 | 島田海吏 | 0.33% |
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解説
1位は青柳晃洋(46.07% )。かつては通算284勝の山田久志(阪急)や11連続完投勝利の斎藤雅樹(巨人)など、アンダースローやサイドスローの大投手が存在した。しかし、昨今では「絶滅危惧種」とまで言われる。現球界を見渡しても與座海人(西武)や高橋礼(ソフトバンク)くらいしかいない。
そんな珍しい投法での絶妙な投球を青柳は見せてくれる。入団時は守備に難があり、クイック投法も遅かったが、現在は「高速クイック」である。坂本勇人(巨人)や山田哲人(ヤクルト)ら右の強打者が、青柳が苦手で「天敵」としている。
昨年の最多勝投手であり、最優秀勝率投手でもある。今年は新型コロナウイルス感染で開幕投手を見送られたが、その後は奮闘。先発ローテーションの1人して、1週間に1度の登板だが、着実に勝ち星を積み重ねてきた。勝利、防御率、勝率、完封の4冠である(7月18日現在)。昨年、山本由伸(オリックス)が、06年斉藤和巳(福岡ソフトバンク)以来史上8人目の投手五冠を達成したが、それにどこまで迫れるか。
「エースと言える投球術。両リーグトップタイの9勝。すべて素晴らしい成績。(50代女性)」
2位は大山悠輔(30.57%)。6月は23試合で打率.318、10本塁打、29打点。開幕9連敗、5月31日に早や自力V消滅となったが、「6月度14勝8敗1分、貯金6」の反攻に貢献した。「もう喋ることがない」というくらいヒーローインタビューのお立ち台にのぼった。恵まれた体から放たれた強烈な打球がスタンドに突き刺さるのは、見ていて気持ちがいい。
3位は近本光司(10.39%)。新人王、入団2年連続盗塁王、3年目の昨年は最多安打、ベストナイン、ゴールデングラブ賞。今年も主に打順3番でリーグ最多安打、打率3割と気を吐く。チームの主力選手に成長した。
文:赤星信元、企画構成:スリーライト