ファンが選ぶ! プロ野球・チーム別前半戦MVP

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スポーツナビでユーザー投票を実施した「ファンが選ぶ! プロ野球チーム別前半戦MVP」。
今回はヤクルトの結果(トップ10)を発表します!

※ランキング上位と寸評はスポーツナビアプリでご覧いただけます

ヤクルト

順位 選手名 得票率
1 村上宗隆 81.55%
2 塩見泰隆 5.64%
3 田口麗斗 5.10%
4 長岡秀樹 1.89%
5 山田哲人 1.25%
6 マクガフ 0.68%
7 石川雅規 0.54%
7 中村悠平 0.54%
9 山崎晃大朗 0.51%
10 小川泰弘 0.41%

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解説

断トツの得票率だった村上宗隆には令和初の三冠王の期待がかかる。驚異的なペースで打ち続け、「村上様」ならぬ「村神様」の相性が流行語に?(写真は共同)

 7月2日、ヤクルトは2リーグ制後史上最速で優勝マジック53を点灯させた。思えば昨年6年ぶりの優勝は、2位・阪神とゲーム差0、わずか勝率.005の差。2年連続最下位から、言ってみれば奇跡の優勝だった。

 昨年セ・リーグのMVPは村上宗隆。今回の前半戦MVPファン投票を見ても、あいかわらず村上宗隆がパワー全開(81.55%)。打率.312(3位)、31本塁打(1位)、84打点(1位)(7月18日現在)は三冠王を狙う勢いだ。

「ヤクルトファンではないが、頼りになる日本の4番バッターとしての働き(60代男性)」そんな感想がすべてを象徴している。

 かつてヤクルトの優勝時には「左の助っ人外国人」の存在があった。78年マニエル、92年・93年ハウエル、95年オマリー、97年ホージー、01年ペタジーニ。(15年山田哲人)、そして21年村上だ。「神様、仏様、稲尾様」(58年)、「マー君(田中将大)神の子、不思議な子(07年)」「村神様(22年)」――「神」と冠せられるほどの豪打。助っ人外国人の打棒を大きくしのぐ、押しも押されもせぬ「日本人4番打者」に飛躍した。
 
 2位は塩見泰隆(5.64%)。「トリプルスリーを狙う」と志高く臨んだ今季、5月27日(対楽天)に1試合3発。得点圏打率.373、盗塁22個はリーグトップだ。バットスイングが速く力強い。テレビで塩見のエゲツない打球音を聞いてみよう。

 3位は田口麗人(5.10%)。投票した人はお目が高い。印象的だったのはセ・パ交流戦初戦5月24日(対日本ハム)、延長10回無死満塁の大ピンチを抑え込んだ。その後も要所を締め、27試合で15ホールド、防御率0.47(7月18日現在)。巨人時代の16年・17年には連続2ケタ勝利を挙げている実力者だ。奥川恭伸のリタイヤ(0勝)の穴を感じさせないほど、リリーフ陣が埋めている。

文:赤星信元、企画構成:スリーライト

結果一覧

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