25年J1・J2「補強・戦力」を徹底分析!

充実補強の柏と昇格組の清水に漂うダークホースの予感 キャンプに密着した識者3人によるJ1展望座談会【後編】

YOJI-GEN

町田より短かった京都の実際のプレー時間

昨季は途中加入で11得点を挙げ、後半戦の巻き返しに貢献したラファエル。頼れるストライカーの出来次第では、京都が中位から抜け出す可能性もありそうだ 【Photo by Hiroki Watanabe/Getty Images】

──では、そのまま舩木さんがBクラス“単独指名”の京都サンガF.C.(昨季14位)に行きましょう。

舩木 京都の主力クラスで出て行ったのは豊川雄太(→RB大宮アルディージャ)くらいで、しかも手薄だったポジションにピンポイントで新戦力も補強しています。なかでも、聞くところによるとブラジル人ボランチのジョアン・ペドロ(←クルーベ・ジ・レガタス)が相当いいらしいんです。ブラジルの下部リーグでずっとやってきて、レンタルでクラブを渡り歩くような選手だったんですけど、身体能力が高くて、戦えて、キックの精度もいいという評判が聞こえてきています。福岡慎平とポジションを争うことになりそうですが、もしかしたら掘り出し物になるかもしれません。

 去年の京都も順位的には下でしたけど、出力が高かった時のチームはものすごい破壊力でしたからね。特に途中加入のラファエル・エリアスは15試合で11得点という素晴らしいパフォーマンスでした。日本にも慣れた2年目のエリアスが、去年以上の大爆発をするようなことがあれば、Bクラスの真ん中からさらに上も狙っていけるかもしれません。

佐藤 去年はシーズン序盤に苦しんで、後半戦で一気に調子を上げてきましたよね。もちろんエリアスの加入が起爆剤になったのもありますが、曺さん(曺貴裁監督)いわくプレスの位置をだいぶ調整したことでチームのバランスが整ったらしく、そのいい感触を残しながら中盤の3人と3トップのレギュラーが残ったことを考えれば、大崩れする可能性はそんなに高くないと思います。

 ただ、一度いいサイクルから外れちゃうと、立て直す力がないチームという印象がどうしても拭えなくて。その苦しむきっかけって、何になるか分からないじゃないですか。例えば外国籍選手が中東のクラブに買われちゃうとか、あるいは若い選手が海外に流出しちゃうとか。そういったことが今年もなきにしもあらずだなと思うんです。加えて、新加入のパトリック・ウィリアム(←リオ・アヴェ)がどこまでやれるのか未知数なので、僕はCクラスにしました。

河治 BにするかCにするかで、京都は一番悩みましたね。振れ幅としては、最高で12位くらい、最悪だと残留争いに巻き込まれて17位とか18位もあるなと。ベースのところはある程度しっかりしているから、去年みたいに前半戦は調子が悪くても、夏の補強でテコ入れしてなんとか踏み止まるパターンには持ち込めると思います。

 曺さんのチームの持たせ方として、ハイプレスだけではなく状況に応じてローディフェンスも取り入れることに加えて、アクチュアルプレーイングタイム(実際のプレー時間)を短くするというのがあるんです。実は昨シーズンの京都のアクチュアルプレーイングタイムって、町田よりも短い40数分だったんです。プレー自体はJ1でも屈指のハードワークをベースにしていますが、ちょっと水を飲んだりとかしながら時間を使って、相手のリズムを狂わせる。ただ、シーズンを通しての安定感には乏しくて、いい時と悪い時の波が激しい。その波をどれだけ抑えられるかで順位も変わってくると思いますが、普通にいったら13~14位くらいに落ち着くのかなって。

──佐藤さんが唯一Bランクに入れているセレッソ(昨季10位)ですが、ご本人から推しポイントを。

佐藤 “レオ・セアラ(→鹿島)ショック”をいかに和らげるかが大きなテーマですが、チアゴ・アンドラ―デ(←トロントFC)とラファエル・ハットン(←バイーア)という新たなブラジル人FWの獲得が、僕はポジティブな方向に転ぶと見ています。実際に彼らのプレーを見ていないから恐縮なんですけど、セレッソって外国籍選手の獲得で大外しすることが滅多にない。それに、ブラジル人選手の値が高騰しているご時世ですから、綿密な情報収集の末に、確信を持って獲得しているはずだと思うからです。

 あとは、中島元彦(←ベガルタ仙台)に頑張ってほしいっていう気持ちもあります。いかにもセレッソが好きそうなボールプレーヤーの3年ぶりの復帰によって、レオ・セアラの一発に頼り過ぎていたチームからの脱却も図れるはず。優勝はないだろうけれど、残留争いに巻き込まれる心配もない。順位表の真ん中くらいには来てくれると思っています。

──セレッソのアーサー・パパス新監督は、かつてアンジェ・ポステコグルー監督時代のF・マリノスでコーチを務めていただけに、舩木さんもよく知っていると思いますが。

舩木 当時、3番手くらいのコーチで、直系のアンジェ流っていう感じではないんです。その後、鹿児島ユナイテッドで監督をやりましたけど、中途半端な形で帰国しています。直近のタイのブリーラム・ユナイテッドでは結果を残しましたが、あそこは国内では勝って当たり前のクラブですからね。正直、J1クラブをいきなり上位に導くだけの力があるかどうかは疑問です。

 練習試合を見に行きましたけど、かなり時間はかかると思います。かつてのF・マリノスのようなサッカーをやろうとしているけれど選手の特徴とマッチしていなくて、ちぐはぐ感が否めなかった。その試合ではヴィトール・ブエノをインサイドハーフで起用していましたが、守備面に関して周りの選手が厳しく指摘している姿も見られました。かなりリスキーなスタイルでもあるし、新外国籍選手がフィットするかどうかさえも分からない。

 そんな中で髙橋仁胡が、そのバルサ的なスタイルにばっちりハマっていました(笑)。ただそんな仁胡もU-20日本代表に選ばれれば、チームを長期間離れることになるんですけどね。F・マリノス時代からパパスさんを知るセンターバックの畠中槙之輔を獲得したりもしていますが、現状を見るかぎりちょっと厳しいかなと。下手をしたらアンジェ初年度のF・マリノスみたいに残留争いを強いられんじゃないかって思っています。

河治 畠中しかり、復帰した大迫塁(←いわきFC)しかり、パパスのサッカーになんとなくハマりそうな選手は獲っているし、それほどバタバタはしないのかもしれないけれど、最高8位くらいから降格まで、振れ幅は一番大きいクラブだと思います。

 中島がどういう使われ方をするのか分かりませんが、仮にサイドだとして、中島が左、ルーカス・フェルナンデスが右から仕掛ける攻撃は、J1屈指と言える迫力だと思いますよ。そこに新外国籍選手がどうハマるか、でしょうね。レオ・セアラのチームと言っても過言ではなかった去年のチームとは別のチームになるのは当然として、もしかすると前任の小菊(昭雄/現鳥栖監督)さんのサッカーとのギャップに苦しむ選手は多いかもしれない。柏のリカルドくらいJリーグで実績のある監督だったら、選手もパッとマインドを切り替えられると思うけど、パパスさんの場合はJリーグでの実績も少なく、もともと噂のあった大岩(剛)さんの代役みたいな印象もあるので、そこがなかなか難しいかもしれない。

誰もが応援したくなる“健気な岡山”

J1初挑戦となる岡山がどこまでやれるかも、今季の注目ポイントだ。戦力的には決して恵まれているとは言えないが、誰もが応援したくなる健気なチームだ。 【Photo by Masashi Hara/Getty Images】

──では、ここからは最後のCクラスを見ていきましょう。3人に共通しているのが4チーム、横浜FC(昨季J2の2位)、湘南ベルマーレ(昨季15位)、アルビレックス新潟(昨季16位)、そしてファジアーノ岡山(昨季J2の5位)です。横浜FCから河治さん、お願いします。

●Cクラス予想(並び順は北から)

佐藤景:横浜FC、柏、湘南、新潟、京都、岡山

河治良幸:横浜FC、湘南、新潟、京都、C大阪、岡山

舩木渉:横浜FC、湘南、清水、新潟、C大阪、岡山


河治 横浜FCは、J1定着を目指しながらJ2を戦っていた清水とは違って、“昇格するための戦い”をしてきたので、まずここが苦しいところだと思います。そこからどれだけの上積みがあるかと考えた時に、陣容を見渡してもそれほどのプラスアルファが感じられない。確かに鈴木準弥(←町田)や駒井善成(←札幌)など、即戦力は何人か加えていて、それなりには戦えると思いますけど、残留争いには高い確率で巻き込まれそうです。

舩木 昨シーズンは終盤戦でかなり成績を落として、最後に辛くも自動昇格をつかみ取ったチームで、いざ上がって戦力を見た時に、J1でバリバリの主力だったとか、代表経験のあるような選手がほとんど見当たらず、J2でやっていた選手が大半なんですね。ある程度の実績がある鈴木武蔵(←札幌)、伊藤槙人(←磐田)、駒井なんかにしても、昨シーズンにJ1から降格したチームの選手ですからね。しかもカプリーニとガブリエウは、そろってJ2の大宮に持って行かれてしまった。なんなら戦力的には昨シーズンからダウンしているので、残留争いを回避するのは難しいと思いますね。

佐藤 ちょっと気になっているのは、鈴木武蔵をどう使うのかなという点。3-4-2-1の1トップで使おうとしているのなら、難しいかもしれません。札幌時代に最も輝いたのは、1トップにジェイがいて、その下のシャドーで起用された時でしたから。その辺は、札幌で当時コーチをしていた四方田(修平)監督なら分かっているはずなので、櫻川ソロモンを前で使って、シャドーに武蔵っていう形もあると思います。あとは駒井もボランチではなく、もう少し楽なところで使ってあげたいなと、個人的には思いますね。

河治 ヨモさん(四方田監督)って、結構「えっ?」っていうような選手の使い方をしてきますからね(笑)。あと個人としては、昨シーズンの山口で持ち前の攻撃センスに加えて、課題の守備強度を高めた新保海鈴にも注目しています。横浜FCでさらに評価を上げれば、J1の上位クラブにステップアップする可能性もありますよ。

佐藤 失点を抑えることができれば、フリーキックの名手、福森晃斗がいるので、セットプレーで決勝点を奪う、という勝ちパターンができるかもしれません。

──確かに、セットプレーは重要ですよね。では次に湘南を、河治さんからお願いします。

河治 去年がうまく行き過ぎた感がありますね。もちろん田中聡(→サンフレッチェ広島)という絶対的な軸があったからこそ生まれた終盤戦の“残留力”でしたが、逆に言えばうまくいきすぎたにもかかわらず15位止まりだったということです。

 最後までしっかりと戦い抜く粘りのサッカーで、試合終盤に多くの勝ち点を拾ってきたチームですが、今シーズンの「IN&OUT」を見ても、再び残留争いに巻き込まれる公算が大です。アンカーながら5得点・4アシストと圧倒的な存在感を放った田中を引き抜かれたダメージはかなり大きいし、その穴を埋めるのに相当苦労すると思います。

舩木 やっぱり選手のクオリティ、スカッド全体のパワーがちょっと足りない印象ですね。それでも点は取れるチームというか、去年二桁得点をマークした選手が、福田翔生、鈴木章斗、ルキアンと3人もいて、その全員が今年も残っているのは大きいと思います。ただ、対照的に後ろは手薄で、さらに福田翔生と鈴木章斗に関しては、国内の上位クラブに引き抜かれる可能性も十分ある。それこそ広島とか、ちょっと前に厚みを作りたいクラブにとっては、打ってつけの選手たちだと思うんです。仮にそうなった場合、本当にかなり厳しい戦いを強いられるでしょうね。

佐藤 福田(23歳)と鈴木(21歳)は、他クラブにとっては年齢的にも魅力でしょうね。まさに草刈場になってしまう恐れもありますが、たとえ彼らを残せたとしてもメンツを見ると苦労はしそうです。ただ、スカッド全体が若いので、それを伸びしろがあるとポジティブに捉えられるかどうか。いずれにしても、シーズン中にチームの作り替えを迫られる危険性とは背中合わせの1年になりそうですね。

──では佐藤さん、続けて新潟もお願いします。

佐藤 新潟は新監督の樹森(大介)さんがJ1でどれだけやれるのか未知数ですね。強化部長の寺川(能人)さんは、アルビスタイルを継続するために、樹森さんを新監督に選んだと話していて、さらにもう1つ、「Jクラブの監督経験者で回っているJリーグに新しい監督を輩出したい」という想いもあったそうです。それは本当に素晴らしい考え方だと思うけど、その樹森さんは、「これまでの松橋(力蔵/現FC東京監督)さんのスタイルにプラスアルファをしていく」って言うんですね。でも、松橋さんのもとでコーチをやっていたならまだしも、そうじゃない人が前任者のベースに上積みするって簡単なことじゃない。

 そもそも樹森さんは水戸ホーリーホックのユース監督はやったことがあるけど、Jクラブの監督はこれが初めて。そんな人にいきなりJ1のクラブを、それも戦力的に決して恵まれているわけではないクラブを任せて、本当に大丈夫なのか。相手に押し込まれるなかで、しぶとく勝ち点を拾って、少なくとも残留に導けるのか。ちょっと未知数な部分が多すぎるので、Cになりました。

舩木 監督に関してはまったく同じ意見です。戦力面について言うと、昨シーズンにセンターラインを構成していた選手、小島亨介(→柏)、トーマス・デン(→横浜FM)、長倉幹樹(→浦和)が一気に抜けてしまった。さらにベテランの鈴木孝司も引退。一方で、特別指定選手として去年のルヴァンカップで印象的な活躍をした稲村隼翔(←東洋大)は、ルーキーとして1年を通して働けるのか、新たに獲得した2人のGKに小島の後釜が本当に務まるのかなど、未知数な点が多すぎるかなと。ギリギリ残留だった去年から大きなプラスアルファがないとなれば、やはりCクラスが妥当だと思います。

河治 いい意味で、驚かせてほしいなとは思います。たぶんどのメディアも今年の新潟を下のほうの順位に予想するでしょうからね。樹森監督、そしてヘッドコーチの吉本岳史さんはともに分析派のようなので、ロジカルなフットボールを構築してくれるかもしれません。ただ、印象としては監督とコーチが逆じゃないかと思っているんです。吉本さんは昨シーズンにJFLの高知ユナイテッドをJ3に昇格させた監督ですからね。おそらく二人三脚でやっていくんでしょうが、ただここから新しいチームを作っていく上で、本来なら軸になるべき選手がけっこう抜けてしまったので、そこをどんなふうにカバーしていくのか。

 これまでは松橋力蔵さんが適材適所の起用で選手のポテンシャルを引き出す、いわゆる“力蔵力”で引っ張ってきた部分が大きかったですが、新体制では戦力の不足を分析力で補いながら戦っていくんだと思います。予想としては降格候補の1つにせざるを得ませんが、さっきも言ったようにその予想をいい意味で裏切り、僕たちを驚かせてほしいですね。

──いよいよ最後、悲願のJ1初昇格を果たしたファジアーノ岡山について。佐藤さん、岡山はどの程度やれると思いますか?

佐藤 たとえば、「今年J1でブレイクする選手は誰ですか?」というテーマがあったとしたら、書きたいと思っていたのが岡山のルカオと佐藤龍之介だったんです。プレーオフを勝ち上がって昇格したチームの前途はなかなか厳しいと思いますが、その中でも魅せるプレーができる佐藤や、プレーオフ決勝みたいに途中交代でものすごい働きをするルカオみたいな選手は、何かインパクトを残してくれるんじゃないかと期待しています。佐藤龍之介はミックスゾーンとかで話を聞くと、18歳と若いのにけっこう自分の言葉を持っていて、すごく骨のある選手なんです。

 戦力を見れば、もちろん残留争いには巻き込まれてしまうだろうけど、彼らのような選手を中心に、少しでもJ1初昇格に沸く岡山のサポーターが喜ぶ瞬間を作ってあげてほしいですね。監督の木山(隆之)さんも苦労人だから、そろそろ報われてほしいという想いもあります。だから評価はCクラスだけど、是非とも残留してほしいですね。

舩木 僕も岡山には本当に頑張ってほしいと思っています。こうした地方クラブがJ1に初昇格してくるのって久しぶりですし、もし彼らがJ1に定着するようなことになれば、またJリーグ全体が面白くなると思いますから。

 僕がとにかく嬉しいのは、ブラウンノア賢信(←徳島)がここまで来たってことなんです。F・マリノスでトップチームに上がってすぐにレンタルに出されて、J3でもなかなか芽が出ず、去年の徳島でようやく結果を残して、まさに自力でJ1の舞台にたどり着いた。今年はエース級の活躍を期待したいですね。

 あとはルカオのあのフィジカルがJ1で通用するのかも楽しみですし、とにかくハードに戦える選手がそろっていて、そこに江坂任(←蔚山現代)のひらめきが加わって、どこまで掛け算でチーム力を高めていけるかも興味深い。GKのスベンド・ブローダーセンを中心とした守備は堅いので、あとはやはりどうやって点を取るか。当然、戦力的には非常に厳しいですが、フィニッシュワークの質を高めていけば、残留は可能だと思っています。

河治 僕はCクラスには入れましたが、残留すると予想しています。岡山はなんていうか、すごく健気なチームで、サポーターじゃなくても「頑張れ、頑張れ」って言いたくなる。そんな空気感を持っているんです。

 そんなチームの中で、僕も佐藤龍之介にはすごく期待していて、彼は今(レンタル元の)FC東京にいても主力を張れるだけの能力の持ち主で、U-20世代では後藤啓介(アンデルレヒト)にも匹敵するタレントだと思っています。今年は彼が岡山でブレイクする1年になりますよ。ただ、広島の中島と同じくU-20代表で、おそらく2ヵ月ぐらい抜けてしまうので。岡山としてはある種の“助っ人”と考えておく必要はある。あんまり活躍したら東京に戻されちゃうリスクもセットで(笑)。

 チームにはハードワークと規律を要求する木山さんですが、選手個々の起用法に関しては意外に柔軟なんです。きっと龍之介のスペシャリティもうまく引き出してくれるはずですよ。

 確かに同じ昇格組の清水などに比べたらビッグネームはいませんが、江坂みたいなスペシャリティのある選手がいたり、藤田息吹みたいな超苦労人がいたり、ようやくJ1にたどり着いた鈴木喜丈とか、本当に岡山の選手たちって、1人ひとりのストーリーが凄いんですよ。だからその物語を知っている人間は、自然と応援したくなる。彼ら個性的なメンバーがどう成長していくのか、『DAZN』でもいいから、多くの人に試合を観てもらいたいですね。

(企画・編集/YOJI-GEN)

佐藤景(さとう・けい)

大学卒業後、(株)ベースボール・マガジン社に入社。週刊プロレス編集次長、ワールドサッカーマガジン編集長、サッカーマガジン編集長を歴任し、2022年7月に退社。現在はフリーランスとして活動し、サッカー日本代表、Jリーグのほかスポーツを中心に取材中。近著『ミシャ自伝〜来日19年の足跡と攻撃サッカー哲学』(2025年3月14日発売)。

河治良幸(かわじ・よしゆき)

セガ『WCCF』の開発に携わり、手がけた選手カードは1万枚を超える。創刊にも関わったサッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』で現在は日本代表を担当。チーム戦術やプレー分析を得意としており、その対象は海外サッカーから日本の育成年代まで幅広い。「タグマ!」にてWEBマガジン『サッカーの羅針盤』を展開中。

舩木渉(ふなき・わたる)

大学1年次から取材・執筆を開始し、現在はフリーランスとして活動する。世界20カ国以上での取材を経験し、単なるスポーツにとどまらないサッカーの力を世間に伝えるべく、横浜F・マリノスや日本代表をメインに、海外のマイナーリーグまで幅広くカバーする。

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