【J1第37節 番記者通信簿】Sランクは2クラブ ホーム最終戦の福岡は『スタイル発揮』満点評価

サッカー新聞 エルゴラッソ

B-ランク FC東京(総合評価点: 25)

【画像提供:エル・ゴラッソ】

【担当記者:須賀 大輔】
【総評】
前半の半ばごろから主導権を握り始め、ゲーム終盤までリードを保っていた流れを考えれば、すべてが悪かった試合とは言えないが、80分以降に2失点を喫して後味の悪い逆転負けとなってしまった印象のほうが強く残る。退場者を出し、FKとPKから失点と、どうしても自滅感は否めない。

Cランク 新潟(総合評価点: 23)

【画像提供:エル・ゴラッソ】

【担当記者:野本 桂子】
【総評】
前半、自分たちのサッカーを表現できた時間帯もあったが、G大阪の堅守に阻まれて得点できなかった。スペースを消され、ボール保持者が出しどころに迷っている間、あるいは受け手が五分五分の状態で受けた際など、不安定になった瞬間をすぐに潰され、ボールを奪われた。

Cランク 札幌(総合評価点: 22)

【担当記者:斉藤 宏則】
【総評】
試合前日にJ2降格が決まったとあって、モチベーション的に難しかったように思う。そういう場面だからこそ、プロとして結果を求められたと思うが、人間がプレーする以上、現実的にはなかなかそう理屈どおりにはいかないだろう。

【画像提供:エル・ゴラッソ】

Cランク 浦和(総合評価点: 21)

【画像提供:エル・ゴラッソ】

【担当記者:沖永 雄一郎】
【総評】
入りこそボールも回りプレスも掛かり、勢いを感じさせたが、次第に質が低下。選手の距離が近くワンタッチが多く、ピンポイントで通すことができればチャンスになっただろうが、先細りになる攻撃が多かった。メンバーを大きく入れ替えたとはいえ、内容・結果ともに厳しいものに。

Cランク 名古屋(総合評価点: 15)

【画像提供:エル・ゴラッソ】

【担当記者:斎藤 孝一】
【総評】
クラブ史上最も虚無感の漂うホーム最終戦となってしまった。ルヴァンカップ王者にはなったが、その死闘の影響からか燃え尽き症候群になっていた模様。敗戦の要因をモチベーションを理由にしては、隣県まで応援に行ったサポーターがさすがに可哀想で、最終節では必ず熱い試合を見せてあげてほしい。

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