【J1第37節 番記者通信簿】Sランクは2クラブ ホーム最終戦の福岡は『スタイル発揮』満点評価

サッカー新聞 エルゴラッソ

A+ランク 磐田(総合評価点:46)

【画像提供:エル・ゴラッソ】

【担当記者:森 亮太】
【総評】
引き分けではJ2降格という危機の中、途中出場の選手たちの活躍によって流れを変え、怒涛の反撃を見せたこと。さらに現役最後となるヤマハスタジアム(磐田)での試合に臨んだ山田大記がPKを蹴ると分かった瞬間、サポーターがゴール裏へ集結して作り出したスタジアム全体の一体感。何よりもその期待に応えた10番が決勝点という、すべてが“エモ過ぎる”逆転勝ちだった。

A+ランク 鳥栖(総合評価点: 44)

【画像提供:エル・ゴラッソ】

【担当記者:杉山 文宣】
【総評】
木谷公亮監督就任後初の無失点勝利。開始早々の2点リードで名古屋にボールを持たせる形にして試合をコントロール。前半は守備の方向性がうまく定まらなかったが、選手間でコミュニケーションを図り、ハーフタイムで木谷監督も交えてしっかりと統一。守備を安定させた上でしっかりと追加点を奪い、3‐0の完勝をつかみ取った。

A-ランク 鹿島(総合評価点: 42)

【画像提供:エル・ゴラッソ】

【担当記者:田中 滋】
【総評】
前半の早い時間で2点を決めて試合のペースを掌握。相手がパワーをかけて攻撃を仕掛けてきたが、GKの早川友基を中心に得点を許さず、最後までゴールを死守した。課題であった決定力を改善するだけでなく、3試合連続クリーンシートを達成。中後雅喜監督が就任してから喫した失点は『1』のままだ。

A-ランク 横浜FM(総合評価点: 42)

【画像提供:エル・ゴラッソ】

【担当記者:大林 洋平】
【総評】
主導権を握りながらCKからのファーストシュートで失点を喫し、GKから縦パス1本で勝ち越しを許すなど、総合的な観点では試合運びは不安定だった。一方、そのような失点があったからこそ、劇的な展開が生まれたのも事実。逆転の原動力となったのは水沼宏太や、ヤン・マテウスら途中出場の面々。同点弾を挙げた天野純の好パフォーマンスが下支えしたことも付け加えておきたい。

A-ランク 柏(総合評価点: 38)

【画像提供:エル・ゴラッソ】

【担当記者:藤井 匠】
【総評】
80分ごろまでは思うように試合を運べていた。先制後は連動したプレスで神戸のビルドアップを制限し、最終ラインから高精度のロングボールを供給させないことに成功。カウンターから追加点を奪えるチャンスも創出した。ただ、5試合連続となる後半アディショナルタイムでの失点。根本的な課題が解決されないまま最終節を迎えることに。

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