2024プロ野球・スポーツナビ週間MVP

【週間MVP】優勝に貢献、巨人投手陣が上位 CSでも注目!?鷹の新助っ人が一発回答

データスタジアム株式会社

【写真は共同】

 スポーツナビでは2024シーズンのプロ野球で、週間MVPを選出する。野手では「wRAA(weighted Runs Above Average)」、投手は「RSAA(Runs Saved Above Average)」(いずれもその選手が平均的な選手と比較してどれだけチームの得点貢献を増減させたかを表す指標)を基に、「セ・リーグ野手」「パ・リーグ野手」「セ・リーグ投手」「パ・リーグ投手」の4部門で選手をランキング化する。トップに輝いた選手を、ぜひチェックしてほしい。

劇的な逆転打を放った虎のスラッガーがトップに

 セ・リーグの野手部門では、DeNA戦で逆転タイムリーを放ってチームを勝利に導いた佐藤輝明(阪神)が1位に輝いた。2位にはリーグ優勝を決めた試合で決勝打を放つ活躍を見せた岡本和真(巨人)、3位には3試合連続でマルチ安打をマークした村上宗隆(ヤクルト)が続いた。

【画像提供:データスタジアム株式会社】

1位 佐藤 輝明(阪神)
 対象期間中は3試合で計11打数6安打を記録。9月27日の試合で16号ソロを含む3安打をマークすると、翌日には二塁打と三塁打を放つ活躍。29日のDeNA戦では1点ビハインドで迎えた第4打席で2点適時三塁打を放ち、最大4点差からの逆転勝利に貢献した。

2位 岡本 和真(巨人)
 対象期間中は5試合で3度のマルチ安打を記録するなど、計22打数10安打と打ちまくった。9月26日のDeNA戦で27号ソロを含む猛打賞を記録すると、28日の広島戦では6回に勝ち越し打を放つなど4安打3打点の大活躍。主砲が抜群の勝負強さを発揮し、チームにリーグ優勝をもたらした。

3位 村上 宗隆(ヤクルト)
 9月26日の広島戦では、初回に今月10本目となるアーチで先制点をもたらすと、5回には適時打を放って2安打3打点の活躍。さらに28、29日の試合でも2安打をマークするなど、対象期間中は4試合で計15打数6安打を記録。チームの5連勝に貢献した。

来日初アーチを描いた“鷹のジーター”がトップに輝く

 パ・リーグの野手部門では、先頭打者本塁打を放った新助っ人のダウンズ(ソフトバンク)が1位に輝いた。続く2位には対象期間中に3本の長打をマークした野村大樹(西武)、3位には計9打数5安打を記録した中村奨吾(ロッテ)がランクインした。

【画像提供:データスタジアム株式会社】

1位 ダウンズ(ソフトバンク)
 今季途中に加入した助っ人が1位に輝いた。来日初出場となった9月25日の西武戦では、第3打席に初ヒットを記録。さらに28日の日本ハム戦で2安打、その翌日の試合では先頭打者アーチを含む3安打2打点をマークするなど、首脳陣の期待に応える活躍を見せた。

2位 野村 大樹(西武)
 9月24日のオリックス戦では、走者一掃の適時三塁打を含む猛打賞をマーク。翌25日のソフトバンク戦では、チームがノーヒットの中で迎えた9回2死の第4打席で三塁打を記録するなど、対象期間中に放った5安打のうち3本が長打とバットでのアピールに成功した。

3位 中村 奨吾(ロッテ)
 9月26日のオリックス戦では第2打席で二塁打を放ってその後の得点を呼び込むと、28日の西武戦では適時二塁打を含む猛打賞の活躍。対象期間中の出場は2試合ながら、計9打数5安打とバッティングで存在感を示した。

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日本で唯一のスポーツデータ専門会社。 野球、サッカー、ラグビー等の試合データ分析・配信、ソフト開発などを手掛ける。

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