【要注目】売れているボールはどれ?3000人のゴルファーが支持する「No.1ゴルフボール」

スポナビGolf

【スポナビGolf】

スポナビGolfのYouTubeチャンネルで、ゴルファーの皆さんが思う「No.1ゴルフボール」についてアンケートを実施。その結果をもとに、ゴルフライターの鶴原弘高さんに人気のゴルフボールについて解説していただきました。

※記事の最後にお得なクーポン情報も記載していますので、あわせてチェックしてください!

第1位:タイトリスト「Pro V1」シリーズ

【スポナビGolf】

鶴原:今回はタイトリスト「Pro V1」シリーズ、本間ゴルフ「D1」シリーズ、ブリヂストン「TOUR B」シリーズ、ダンロップ「スリクソン Z-STAR」シリーズ、キャロウェイ「クロムソフト」シリーズの中から皆さんに選んでいただきました。

その結果、皆さんが思うNo.1ゴルフボールはタイトリスト「Pro V1」シリーズでした。

ProV1シリーズはPro V1とPro V1x、今はPro V1 レフトダッシュというモデルが展開されています。Pro V1はフィーリングがソフトで柔らかい感触のツアーボール。Pro V1xはPro V1よりも少しフィーリングがしっかりしていて、アイアンのスピンが入りやすいという特徴があります。Pro V1 レフトダッシュはPro V1xよりもしっかりした打感を求める人向けになっています。

ただ、ドライバーで打ってもアイアンで打ってもショートアプローチで打っても、計測しても数値的にはそこまで変わらないです。あくまでもフィーリングの違いで選んでもOKじゃないかというくらいの差しかないと思います。

それでも、上級者になればなるほどフィーリングを大事にするんです。フィーリングが距離感にも関わってきて少しだけ飛びざまが変わります。弾道計測してもあまり数字は変わらないけど、飛んでいく球を見てると見た目が違うところもあります。Pro V1シリーズはそういう3モデルが展開されていると思ってもらうといいかと思います。

第2位:ブリヂストン「TOUR B」シリーズ

【スポナビGolf】

鶴原:第2位はブリヂストン「TOUR B」シリーズでした。近年どんどんユーザーが増えてるボールがブリヂストンTOUR Bシリーズだと思います。

TOUR BシリーズはTOUR B XとTOUR B XSの2種類です。TOUR B Xはより飛び重視になってますが、代々TOUR B Xもショートアプローチのフィーリングが柔らかくなってきたりとか、球に乗る感じがでてきたりとか進化しています。今回の最新モデルで言うと、タイガー・ウッズが求めるディープ感、乗っかってしっかり押せるような感じがTOUR B Xにも搭載されています。

TOUR B XSは、明らかにTOUR B Xよりはショートアプローチでもスピンが入りやすいです。以前にブリヂストンのイベントで、ツアープロがショートアプローチ40ヤードくらいをB Xと B XS2つのボールで打ち比べしたんですが、それくらいの距離でもスピン量が500回転くらい変わってきます。なので、本当に短い距離のアプローチでもスピンをかけたい人にはTOUR B XSをおすすめします。

TOUR B XSを打っても昔はドライバーで結構スピンが多かったんですが、最新のモデルになってスピン量が少し減るようになっているので、その辺りはショートゲームのスピン性能で選んで大丈夫だと思います。

第3位:ダンロップ「スリクソン Z-STAR」シリーズ

【スポナビGolf】

鶴原:3位は「スリクソン Z-STAR」日本のツアーだとプロのユーザーがとても多いです。

Z-STARスタンダードモデルと、少しフィーリングがしっかりしているスリクソンZ-STAR XV、スリクソンZ-STAR ◆(ダイヤモンド)というモデルが展開されています。

プロの中でもユーザーが別れていて、最近だとスリクソン Z-STAR ◆のユーザーが結構多くなっています。スリクソン Z-STAR ◆の特徴はアイアンを打った時のスピンが入りやすいところや、より高弾道で球を止めやすい性能が備わっているところなどがプロには好評なのかと思います。

第4位:本間ゴルフ「D1」シリーズ

【スポナビGolf】

鶴原:4位は本間ゴルフ「D1」シリーズでした。今回紹介するボールの中では唯一ディスタンス系のボールになります。

D1の売れ行きはここ何年かすごいですね。一番は価格だと思います。めちゃめちゃ安いです。安いけど意外とフィーリングが少し柔らかい。その他のウレタンカバーのスピン系ボールと比べると、アプローチ打ったときの球がポンと上がったり、そこまで強くスピンが入らなかったりする点とかはあるんですけどそれをもってしても安い。フィーリングもそれほど悪くない。そんな理由でめちゃくちゃ売れているボールです。

第5位:キャロウェイ「クロムソフト」シリーズ

【スポナビGolf】

鶴原:5位はキャロウェイ「クロムソフト」シリーズでした。

キャロウェイの新作ボールもかなり進化しています。かなり資金を投入して工場の施設を新しくして、一貫性のあるボールを作れるようになったとキャロウェイが言っています。一貫性がよくなると何がいいかというと、同じように機械で打ったとしてもボールは自然の中を飛んで行くものなので多少ズレるものです。ボールの形成だけでなく自然条件でズレるものですが、ボールの均一性が上がることでズレを狭めることができます。

あと、ディンプルの形状が大きく変わっています。これまではXパターンという独自のものを使ってたんですけど、それをやめてよりクオリティのよいものということで新しいディンプルが採用されています。ディンプルが変わったことで風にも強くなったとアピールしています。

シリーズの中で、低スピンで飛ばしやすくなっているのがクロムツアーで、打感がしっかりしていてアプローチでスピンがかけやすいのがクロムツアー X、クロムソフトはソフトなフィーリングが特徴です。

打感とスピン性能がゴルファーによっては一致しないかもしれないけど、しっかりしたクロムツアー Xの方がスピンは入りやすくなっています。プロはクロムツアー Xの方が多いかなと思いますね。フィーリングが柔らかくてウレタンカバーでスピンも入れたい人はクロムソフトを選ぶといいでしょう。

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【スポナビGolf】

※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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