2024プロ野球・スポーツナビ週間MVP

【週間MVP】セは投打ともに中日勢 パは日ハム新助っ人が大爆発!

データスタジアム株式会社

【写真は共同】

 スポーツナビでは2024シーズンのプロ野球で、週間MVPを選出する。野手では「wRAA(weighted Runs Above Average)」、投手は「RSAA(Runs Saved Above Average)」(いずれもその選手が平均的な選手と比較してどれだけチームの得点貢献を増減させたかを表す指標)を基に、「セ・リーグ野手」「パ・リーグ野手」「セ・リーグ投手」「パ・リーグ投手」の4部門で選手をランキング化する。トップに輝いた選手を、ぜひチェックしてほしい。

1位に輝いたのは2戦連続でアーチを放った北の助っ人スラッガー

 パ・リーグの野手では、2試合連続アーチで自慢のパワーを見せつけたレイエス(日本ハム)が1位にランクイン。2位には5試合で計6打点を記録した小郷裕哉(楽天)、3位には3度のマルチ安打と快打を連発した小川龍成(ロッテ)が続いた。

【データ提供:データスタジアム】

1位 レイエス(日本ハム)
 対象期間中は13打数7安打2本塁打と持ち前の打棒を存分に発揮した。7月13日のソフトバンク戦では2回に先制ソロを放つなど、今季3度目の猛打賞をマーク。翌日の一戦では6回に勝ち越しソロを放ち、来日初となる2試合連続本塁打を記録した。

2位 小郷 裕哉(楽天)
 対象期間中は5試合で計9安打とヒットを量産し、リードオフマンとして打線をけん引した。特に西武との3連戦では、14日の試合で決勝2ランを放つなど計5打点3得点を記録。チームの同一カード3連勝に大きく貢献した。

3位 小川 龍成(ロッテ)
 対象期間中は2番・ショートで3試合にスタメン出場。7月10日の楽天戦では3安打2四球の活躍で塁上をにぎわし、今季チーム最多の18得点に貢献。13日と14日のオリックス戦でもマルチ安打を記録し、監督の起用にしっかりと応えた。

打線をけん引した中日のベテランがトップ

 セ・リーグの野手部門では、15打数8安打6打点の活躍を見せた高橋周平(中日)が1位に輝いた。2位には2度の決勝打で4番の役割を果たした岡本和真(巨人)、3位にはサヨナラアーチを含む3本塁打のオースティン(DeNA)が名を連ねた。

【データ提供:データスタジアム】

1位 高橋 周平(中日)
 13年目のベテランがバットで存在感を示した。9試合ぶりにスタメン出場した7月11日のDeNA戦でタイムリーを含む3安打を放つと、12日からの対阪神3連戦でも連日の活躍を披露。対象期間中は15打数8安打6打点をマークして打線をけん引した。

2位 岡本 和真(巨人)
 7月9日の広島戦では第2打席に3ラン、第4打席に勝ち越しの犠牲フライと計4打点を記録。12日からのDeNAとの3連戦では初戦で先制アーチを放つと、2戦目には先制打を含む3安打の活躍を見せ、4番としてチームの7連勝に貢献した。

3位 オースティン(DeNA)
 7月9日の中日戦で来日初となるサヨナラ本塁打をマークすると、翌日の試合でもソロを放ってチームの勝利に貢献。13日の巨人戦では12号アーチが飛び出し、対象期間中は打率.238ながらヒット5本のうち3本がホームランと持ち味を発揮した。

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