「頂上はエベレストから富士山に」日大藤沢監督が語る神奈川勢力図の変化と20年目で下した決断
【写真提供:カンゼン】
選手にさまざまな個性があるように、監督にもさまざまな色がある。夏の勝者はわずかに1校。全国屈指の激戦区・神奈川で互いに切磋琢磨しながら鎬を削る監督たちの熱い想いを一冊にまとめた書籍「高校野球激戦区 神奈川から頂点狙う監督たち」(大利実著)から、日大藤沢の山本秀明監督について記事を一部抜粋して公開します。
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エベレストから富士山に下がった神奈川の頂上
日大藤沢から三菱自動車川崎に進み、キャッチャーとして活躍。1999年から2003年まで横浜隼人のコーチを務め、2004年8月から母校の監督に就任した。よく知られている話だが、中日ドラゴンズで通算219勝を挙げた山本昌氏は、5つ上の兄である。2018年3月からは、日大藤沢の臨時コーチとして、投手指導に来ている。
「長くやらせていただいているので、20年という数字は自分なりに意識しています。2006年秋に関東大会で勝ち上がり、すごく早いタイミングでセンバツに連れて行ってもらって、『またすぐに甲子園に行けるだろう』と思っていました。そこから勝てずに、関東大会も2008年の秋以来出ていません。ただ、勝ってはいないですけど、何とか踏ん張って粘っている。私自身は、甲子園は近づいてきていると感じています」
ここ10年、夏の大会を見ると、2014年に厚木、2018年(南神奈川大会)に藤沢翔陵に初戦で敗れたこともあったが、準優勝が1度、ベスト4が1度、ベスト8が3度と、最終決戦の横浜スタジアムに顔を出している。
なぜ、甲子園が近づいてきていると感じるのか。
「言いづらいですが……」と付け加えたうえで、勢力図の変遷に触れた。
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