2024プロ野球・スポーツナビ週間MVP

【週間MVP】ノーノー達成の大瀬良超えの同僚は? パ野手はソフトB、日本ハム勢が上位多数

データスタジアム株式会社

【写真は共同】

 スポーツナビでは2024シーズンのプロ野球で、週間MVPを選出する。野手では「wRAA(weighted Runs Above Average)」、投手は「RSAA(Runs Saved Above Average)」(いずれもその選手が平均的な選手と比較してどれだけチームの得点貢献を増減させたかを表す指標)を基に、「セ・リーグ野手」「パ・リーグ野手」「セ・リーグ投手」「パ・リーグ投手」の4部門で選手をランキング化する。トップに輝いた選手を、ぜひチェックしてほしい。

今季5勝目をマークした剛速球右腕がトップ

 パ・リーグの投手では、中14日での登板に臨んだ佐々木朗希(ロッテ)が1位に輝いた。2位には6回1失点の好投を見せたポンセ(楽天)、3位にはキャリアハイとなる4勝目を挙げた藤井聖(楽天)がランクインした。

【データ提供:データスタジアム】

1位 佐々木 朗希(ロッテ)
 上半身の疲労回復遅れのため、中14日での先発となった6月8日の広島戦。2回に自らのミスから先制を許したものの、その後は毎回三振を奪うピッチングで得点を与えず。最終的に6回1失点の好投でチーム単独トップの5勝目をマークした。

2位 ポンセ(楽天)
 6月4日の阪神戦に先発。3回まではパーフェクトに抑えるなど安定感を発揮し、6回3安打1失点の好投。5月14日以来の白星こそつかなかったものの、チームに勝利を呼び込むピッチングを披露した。

3位 藤井 聖(楽天)
 6月6日の阪神戦では自己最長となる7回1/3を投げ、3安打1失点の力投を披露。打っては第2打席にタイムリーを放ち、プロ初安打初打点をマーク。初の甲子園で投打にわたる活躍を見せ、キャリア最多となるシーズン4勝目を挙げた。

奪三振ショーを披露したヤクルトの左腕がトップ

 セ・リーグ投手部門では、自身2年ぶりの2ケタ奪三振をマークした高橋奎二(ヤクルト)が1位に輝いた。2位には無四球で8回無失点と安定感の光った森下暢仁(広島)、3位には7回途中2失点の好投で今季2勝目を挙げた小川泰弘(ヤクルト)が続いた。また、6月7日のロッテ戦でノーヒットノーランを達成した大瀬良大地(広島)は、ランク入りとはならなかった。

【データ提供:データスタジアム】

1位 高橋 奎二(ヤクルト)
 6月6日の西武戦に先発すると、三者三振を2度マークするなど快調なピッチングを披露。3点リードの7回には無死満塁のピンチを招くも、併殺崩れの間の1失点のみに抑えて救援陣にバトンタッチ。7回1失点10奪三振の好投で今季2勝目をマークした。

2位 森下 暢仁(広島)
 日本ハム・伊藤大海との投げ合いとなった6月5日の一戦で8回無失点と快投。チームの連敗を止めるとともに、自身は今季5勝目を手にした。投球内容も許した5本のヒットはすべて単打、与えた四死球はゼロと安定感抜群だった。

3位 小川 泰弘(ヤクルト)
 6月5日の西武戦で7回途中2失点の好投。立ち上がりの3回を完璧に抑えると、その後も安定した内容でゲームメーク。6回に3つの三振を奪う投球で流れを呼び込むと、その裏に5点の援護をもらい、今季2勝目をつかんだ。

番外編 大瀬良 大地(広島)
 6月7日のロッテ戦で史上90人目となるノーヒットノーラン。マツダスタジアムで達成した初めての投手となった。球史に残る快投でファンを沸かせた右腕だが、この週間MVPではランク入りを逃している。これには9イニングを投げて2奪三振5四球という内容が影響しており、この2つを算出に用いるRSAAにおいては高評価につながらなかったというわけだ。今回の大瀬良投手は熟練の投球術で凡打の山を築いており、その打球を処理する広島野手陣の守備も素晴らしかった。まさにチーム一丸でつかんだ快挙達成といえるだろう。

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著者プロフィール

日本で唯一のスポーツデータ専門会社。 野球、サッカー、ラグビー等の試合データ分析・配信、ソフト開発などを手掛ける。

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