あなたに合うシャフトが見つかる!人気4大メーカーのシャフトを人気アマが打ち比べてみた
【スポナビGolf】
そんな4大メーカーから発売されている2024年1月現在の最新シャフトを打ち比べてみました。意外にも性能ははっきりと分かれる結果が出たので、データと共に深堀りしていきます。
基本データ(試打スペック)
キックポイント:中調子
重量:54g
トルク:3.7
同社人気モデル「TENSEI」シリーズの最新シャフトです。これまでに、カウンターバランスで振り抜きやすいOrange、低スピンで強弾道のWhiteと発売していましたが、どちらもアスリートゴルファー向けのシャフトでした。新たに加わった今作のBlueはよりスタンダードな仕上がりのようです。
●フジクラ「SPEEDER NX BLACK 50(S)」
キックポイント:先中調子
重量:56.5g
トルク:4.9
同社人気モデルの「SPEEDER NX」シリーズの最新シャフトです。これまでにタイミングの取りやすいNX(Blue)、無駄な動きを抑えた強弾道のGreenと発売されました。今作のBlackはよりやさしくなったスピーダーとして登場しています。
●グラファイトデザイン「TOUR AD VF 5(S)」
キックポイント:中元調子
重量:56g
トルク:4.3
グラファイトデザインのツアーADシリーズも人気シャフトシリーズのひとつ。いまだに一番人気のDIが有名ですが、今作のVFはアメリカPGAツアーでもJ・トーマスや、最近ケガから復帰したT・ウッズも使用していることから話題になっています。
●USTマミヤ「LIN-Q BLUE EX 5(S)」
キックポイント:中元調子
重量:58g
トルク:3.4
2019年からアメリカで発売されているシャフトで、今回の最新作LIN-Q BLUE EXは逆輸入的に発売されています。同社のアッタスシリーズとは異なり、LIN-Qシリーズはもともとツアー向けに開発されているので、なかなかハードな仕上がりです。
実際に打ってみた!
●三菱ケミカル「TENSEI Pro Blue 1K 50(S)」
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★こんな人におすすめ
・純正シャフトのフィーリングでもう少ししっかりしたシャフトが好みの方
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さらにしなり戻りを強く感じ、インパクトゾーンで最後のひと押しをしてくれるので捕まったドローボールが簡単に打てました。最近の流れでは黒系のシャフトはハードスペックのものが多いですが、見た目とは真逆の性能でギャップを感じますね。確かに、簡単だからといって派手なシャフトが使いたいとは限らないですし、そういう意味では稀有な存在と言えますね。
★こんな人におすすめ
・スライサーの方
・右へのミスが多い方
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ただ、飛距離性能は高いかというとそこまで飛ぶシャフトの部類ではないと思います。どちらかというと、操作性や安定感重視のシャフトに感じました。
★こんな人におすすめ
・元調子が好きだけど捕まらないミスが出る
・ドローやフェードの打ち分けができる方
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実際に打ってみても、スピン量は少なく、打ち出し角も低めに出ています。典型的なアメリカンシャフトって感じですね。それでもしっかり打てれば初速も速く、飛距離性能は高いので、振れる人が振れば飛距離の恩恵は感じられると思います。しかし、かなり限定的なターゲット層になるかもしれませんね。
★こんな人におすすめ
・左へのミスを減らしたい方
・吹き上がったり弾道が高い方
・ヘッドスピードの速い方
まとめ
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