今週はいよいよ年末の大一番、有馬記念が行われる。枠順も確定し、多くの競馬ファンが本格的な馬券検討モードに入っていることだろう。すでに本命馬を決めている人、馬体重・パドック・返し馬まで見てから決める人とスタイルは様々だと思うが、その有馬の前にもう一つのビッグレースを忘れてはいけない。

　それが有馬記念と並ぶ師走の中山風物詩、土曜競馬で行われる中山大障害だ。絶対王者オジュウチョウサンが現役を去った今年、中山グランドジャンプを大差で制し春の新王者に輝いたイロゴトシだったが、残念ながらここを回避。一方、目下3連勝中のマイネルグロン、今年重賞2勝のジューンベロシティ、昨年の勝ち馬ニシノデイジーなど実力馬が集結し、有馬記念に負けない熱戦が期待できそうだ。

　これら12頭の中から競馬予想AI『VUMA』が推す23年障害王者はどの馬か。今年の秋GIは先週までの10レースのうち5レース的中と勝率は5割。また、9月2日の札幌2歳ステークスから12月2日のチャレンジカップまでのちょうど3カ月間、14週連続で土日いずれかの重賞予想的中という離れ業をやってのけた高性能AIが、この障害レースの総決算を的確に分析する。土曜阪神メーンの阪神カップと合わせて推奨馬＆買い目に注目だ。