【J1第31節スコア予想】浦和vs.鹿島は激戦必至の上位対決、大阪ダービーはどうなる?

データスタジアム株式会社

J1第31節 データ分析によるスコア予想

J1第31節注目3カードの予想スコアトップ3 【データスタジアム株式会社】

 スポーツナビでは、『データスタジアム』社が開発した対戦予測シミュレーションを基に、毎節のJ1予想スコアと試合結果の確率を紹介する。対戦予測シミュレーションは、今季の各チームの攻撃パターン、被攻撃パターン、ボール奪取位置、点差状況など詳細なデータを用い、対戦カード毎に300回対戦させた結果を表したものだ。注目カードについてはこのシミュレーションの結果から確率の高い上位3つのスコアを掲載する。予想スコアから試合展開を想像するもよし、スポーツくじ「WINNER」の予想に生かすもよし、データを活用して、Jリーグ観戦の楽しみ方を増やしてみてほしい。

※リンク先は外部サイトの場合があります

 今節のビッグマッチは、何といってもC大阪とG大阪の「大阪ダービー」。リーグ戦においてはC大阪が4連勝中、19年の後期での対戦から8試合負けなしでライバルを「お得意様」にしており、G大阪も今度こそは、という思いで臨むだろう。だが、C大阪はここ4試合未勝利かつ無得点、一方のG大阪は現在3連敗中でここ6試合は未勝利となっている。両チームの調子は芳しくなく、プライドを懸けた戦いとともに、ホームチームは目標の3位以内のために、アウェイチームは残留を確定させるために激しく火花を散らすだろう。シミュレーションではC大阪の1-0勝利が1位となっているが、2位は0-2のG大阪勝利であり、両者の勝率が僅差であることを考えても、予想の悩ましいゲームであることは間違いない。

 首位神戸を勝点8差で追う3位浦和は6位鹿島と激突する。予想結果の確率では両軍の勝利よりもドローの確率が38.4%と高く、予想スコアもトップ2が引き分けとなっていることからも接戦必至のゲームだ。火曜日にACLをこなす過密日程ではあるが、浦和は優勝のためにも勝利以外は許されない。浦項戦で復帰を果たした中島翔哉選手らにも注目が集まる。

 神戸の優位が徐々に際立ってきた優勝争いとは対照的に、残留争いは前節湘南と横浜FCが勝利を収めたことで熾烈を極めている。連敗を喫してサバイバルに飲み込まれかけている京都は、J1残留をすでに決めている新潟と対戦。予想スコアトップ3のうち2つが無得点での敗戦となっており、最近3戦で2ゴールを奪っていた豊川雄太選手が警告累積のため出場停止となる中、他の選手の活躍に期待がかかる。

 その他のカードの予想スコアと勝率は下図の通り。予想スコアで複数得点を挙げているのは広島のみで、どの試合もがっぷり四つの戦いが見られそうだ。

J1第31節予想スコアと試合結果の確率 【データスタジアム株式会社】

  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

日本で唯一のスポーツデータ専門会社。 野球、サッカー、ラグビー等の試合データ分析・配信、ソフト開発などを手掛ける。

新着記事

編集部ピックアップ

コラムランキング

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント