記念すべき「プレミアムG1第1回スピードクイーンメモリアル」が19日、ボートレース浜名湖で開幕する。
2023年12月1日から2024年11月30日までを選出対象期間とし、最速タイム（3周レース）をマークした女子を中心に出場できる大会である。（そのほかは、各レース場と開催場の推薦選手で構成）

【1年間の最速タイム選手】(→印は2、3位からの繰り上がり)
桐　生：蜂須　瑞生
戸　田：平山　智加
江戸川：渡邉真奈美
平和島：浜田亜理沙（重複）→武井莉里佳
多摩川：竹井　奈美（長期休み中）→長嶋　万記
浜名湖：細川　裕子
蒲　郡：浜田亜理沙（重複）→高田ひかる
常　滑：上田　紗奈（重複）→山下　友貴
津　：浜田亜理沙（重複）→實森　美祐
三　国：田口　節子
びわこ：香川　素子
住之江：守屋　美穂（G1選出除外）→三浦　永理
尼　崎：浜田亜理沙（重複1位）
鳴　門：西橋　奈未
丸　亀：守屋　美穂（G1選出除外）→平高　奈菜
児　島：守屋　美穂（G1選出除外）→小芦るり華
宮　島：浜田亜理沙（重複）→滝川真由子
徳　山：藤原　早菜(事故率)→清埜　翔子
下　関：渡邉　優美(F休み)→川野　芽唯
若　松：戸敷　晃美
芦　屋：上田　紗奈（重複1位）
福　岡：鎌倉　　涼
唐　津：刑部亜里紗
大　村：小野　生奈

過去1年間の最速タイム女子レーサーは上記のとおりだが、浜田亜理沙や上田紗奈のように複数場で最速記録を出していたり、出場できない選手が該当する場合は次点に権利が与えられる規定になっている。
例えば、平和島をはじめ蒲郡・津・尼崎・宮島の5場で1番時計をマークした浜田亜理沙の場合、最も速いタイムだった尼崎の1分46秒4（昨年1月8日）が採用され、そのほかのレース場は2番目あるいは3番目の選手に出場権が移っている。

これは、2023年12月18日に芦屋で1分46秒4（4コースまくり）を、2024年11月8日には常滑で1分46秒8（逃げ）をマークした上田紗奈(大阪出身・大阪支部28歳)【写真2枚】も同様である。

上田紗奈の場合、芦屋も常滑も男女混合戦での記録。いかにターンスピードがあるか分かろうかというものだが、その背景にあるのはターンテクニックだけではない。機力をいかんなく引き出す調整力を見逃してはならない。今大会、好モーターが相方となれば期待はさらに膨らむ。18日前検日の浜名湖モーター抽選から注目したい。