2年連続Bクラスの巨人 球団史に残る低迷脱出へ「希望の光」は?
リリーフ陣は年間を通して安定せず
【データ提供:データスタジアム】
終盤にリードを守れないリリーフ陣
【データ提供:データスタジアム】
若手の台頭が希望の光
【データ提供:データスタジアム】
今季は入団3年目以内の若手野手が多くの試合に出場。秋広優人は4月22日のヤクルト戦でプロ初安打を放つと、シーズン中盤には3番に定着。終盤にはやや失速したものの、2ケタ本塁打をマークした。
また、ルーキーの門脇誠は開幕から一軍に帯同し、守備で首脳陣の信頼を勝ち取ると、打撃面でも7月以降は3割以上の打率をマーク。シーズン終盤からはショートでスタメンに定着し、坂本が復帰してからもショートで起用された。ベテランの域に差し掛かってきた坂本を守備の負担が少ないサードにコンバートすることができたのは、高い守備力に加え、バッティングでもプロに順応した門脇をショートで使えるめどが立ったからだろう。向こう数年間、巨人の三遊間はサード・坂本、ショート・門脇になることを予感させる活躍を見せた。
3年連続Bクラスとなれば球団史上初
※データは2023年10月5日終了時点