【J1第20節スコア予想】首位横浜FM、2位名古屋の直接対決のポイントは?

データスタジアム株式会社

J1第20節 データ分析によるスコア予想

【データスタジアム株式会社】

 スポーツナビでは、『データスタジアム』社が開発した対戦予測シミュレーションを基に、毎節のJ1予想スコアと試合結果の確率を紹介する。対戦予測シミュレーションは、今季の各チームの攻撃パターン、被攻撃パターン、ボール奪取位置、点差状況など詳細なデータを用い、対戦カード毎に300回対戦させた結果を表したものだ。予想スコアから試合展開を想像するもよし、スポーツくじ「WINNER」の予想に生かすもよし。データを活用してJリーグ観戦の楽しみ方を増やしてみてほしい。

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 J1第20節9試合の予想スコアと試合結果の確率は、図表の通りとなった。今節は、J1の今後を左右する2つの「天王山」に大きな注目が集まる。

 まずは優勝を争う大一番。勝点差4で首位に立つ横浜FMと2位名古屋が豊田スタジアムで相まみえる。シミュレーションでは名古屋勝利が31.0%、横浜FM勝利が42.0%。ハイプレスからのショートカウンターを得点パターンとしている両者の対決ということもあり、よりボール保持に長け、プレス回避の形を持つアウェイチームに分がありそうだ。名古屋は今季喫した3敗がいずれも先制点を奪われての完封負けで、リードは絶対に奪われたくないところ。日産スタジアムでの前回対戦は最後まで前への圧力を緩めないことで互角の勝負を演じたが(1-1)、今回もその積極性がポイントとなるだろう。

 もう一つは勝点差わずか1、17位柏と18位湘南の「裏天王山」だ。柏がJ1復帰を果たした直近のシーズンである20年以降、リーグ戦では柏が5勝2敗と勝ち越しており、シミュレーション上でも最多の結果は2-0の柏勝利だった。基本的には速攻、遅攻ともにミドルゾーンから始まるプレーで点が取れるという結果が多く、ボランチのパフォーマンスが勝利のカギを握りそうだ。高嶺朋樹選手が累積警告で出場停止となる中、椎橋慧也選手にかかる期待は大きい。一方、湘南のシュートパターンはカウンターよりも自陣のビルドアップからが多く占めているため、ボール保持からのチャンスを決められるかがポイントとなりそうだ。
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日本で唯一のスポーツデータ専門会社。 野球、サッカー、ラグビー等の試合データ分析・配信、ソフト開発などを手掛ける。

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