徳山は準優勝戦 ベテラン一瀬明の武器は強力な出足

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【(C)BOATRACE 一瀬明】

ボートレース徳山(モーニング)の「中日スポーツ杯争奪戦」はきょう16日、予選競走が終了。準優進出メンバーが確定した。得点率上位陣は次のとおりだ。

一瀬 明9.57(8R一般4号艇・12R準優1号艇)
江本真治8.86(5R一般4号艇・11R準優1号艇)
岡村 仁8.00(4R一般4号艇・10R準優1号艇)
高倉和士7.71(6R一般5号艇・10R準優2号艇)
山崎哲司7.71(4R一般5号艇・11R準優2号艇)
澤 大介7.43(2R一般6号艇・12R準優2号艇)
森 貴洋7.43(1R一般1号艇・10R準優3号艇)
永井 源7.29(3R一般1号艇・11R準優3号艇)
重成一人7.29(5R一般5号艇・12R準優3号艇)

得点率トップの一瀬明(神奈川出身・東京支部53歳)【写真2枚】は、2位の江本真治や3位の岡村仁と並びオール3連対。予選7走で4勝と飛ばしている。

その一瀬明が相棒とする69号機は、今年6月10日の初おろしから12節(今節を除く)の2連対率が約35%。ごく中堅のモーターだ。実際、9月下旬に開催された徳山71周年記念でも片岡雅裕が苦戦を強いられた平凡機である。

しかし、10月に入ると激変。「にっぽん未来プロジェクト競走in徳山」では、地元の岡本翔太郎が1着こそなかったものの10走し2着4本、3着3本と躍動。続く11月の「マンスリーBOATRACE杯争奪戦」では、こちらも地元の末永祐輝が優勝戦2着という動きを見せていた。

【(C)BOATRACE 一瀬明】

そして、一瀬明につながる。
今節の69号機は旋回後期の力強い押し感で他を圧倒しており、出足は節イチと言っても言い過ぎではない。
同体程度のスタートで先マイができれば、ターン後の加速力で5艇を引き離すことができる。2023年1月の多摩川正月レース以来、通算39回目の優勝へ向けてまずは準優突破を後押しする可能性大。17日、徳山準優12Rの一瀬明に注目したい。
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