【J1第19節スコア予想】上位の横浜FM、神戸は順位通りの力を見せるか

データスタジアム株式会社

J1第19節 データ分析によるスコア予想

【データスタジアム株式会社】

 スポーツナビでは、『データスタジアム』社が開発した対戦予測シミュレーションを基に、毎節のJ1予想スコアと試合結果の確率を紹介する。対戦予測シミュレーションは、今季の各チームの攻撃パターン、被攻撃パターン、ボール奪取位置、点差状況など詳細なデータを用い、対戦カード毎に300回対戦させた結果を表したものだ。予想スコアから試合展開を想像するもよし、スポーツくじ「WINNER」の予想に生かすもよし、データを活用して、Jリーグ観戦の楽しみ方を増やしてみてほしい。

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 J1第19節9試合の予想スコアと試合結果の確率は図表の通りとなった。今節は結果によって順位が入れ替わる直接対決、いわゆる「シックスポイントゲーム」がないため、上位チームにとってはいかに勝ち切るか、下位チームにとってはいかにポイントを奪うかが試合のテーマとなりそうだ。暫定首位の横浜FMは湘南と、勝点3差で追う2位神戸は札幌とそれぞれ対戦。通算成績、直近成績ともに良い相性となる相手とのゲームであり、現在の状態含めて勝利予想は堅い。

 リーグ戦直近4連勝で息を吹き返したG大阪はアウェイで横浜FCと対戦する。ボールを保持しながら相手を押し込むスタイルがようやく数字に表れてきたが、シミュレーションでは中盤より高い位置でのボール奪取から得点を生み出す可能性が高い、という結果が出ている。ビルドアップからのゴールにこだわらずにトランジションの徹底を図れれば、白星は自ずと近づいてくる。一方の横浜FCはホーム直近4戦で2勝1分け1敗と、ニッパツで体制を持ち直してきている。中盤で奪ってからのシュートチャンスが多いと予測されているため、そこを決められるかがポイントとなる。

 鳥栖と浦和の一戦は引き分けが最も高い確率となった。シミュレーション上では0-0が一番多いスコアとなっており、動きの少ないゲーム展開が予想される。鳥栖としてはアウェイで完勝を収めた前回対戦のような積極的なプレッシングからのショートカウンターが、浦和としてはミドルゾーンからの的確なビルドアップが得点の機会を呼ぶだろう。
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日本で唯一のスポーツデータ専門会社。 野球、サッカー、ラグビー等の試合データ分析・配信、ソフト開発などを手掛ける。

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