千葉Jの富樫勇樹が3月の月間MVP… B1新記録24連勝の立役者に「勝利に貢献できたと感じている」
リーグ制覇へ「継続していくことが一番」
チャンピオンシップでは昨シーズンの悔しさを晴らせるか 【提供:千葉ジェッツ】
日本代表でも一緒に活動していたので、素直にうれしいです!
――先輩として若手選手に対してどのように接していますか?
コミュニケーションを取るようにしていますが、僕は試合中のアドバイスどうこうというより気持ちの部分。思いきりプレーしてほしいんです。シーズン途中にプロチームへ加入する難しさを僕も一度味わいました。その経験から思いきりプレーさせることが僕たち先輩の1つの仕事だと思っています。
――声出し応援が解禁されました。船橋アリーナの雰囲気はどのように感じていますか?
約3年間、声を出せない状況で応援してくれていました。声出し応援が戻ってきたことで、選手が後押しされるのを久しぶりに体感して、「やっと戻ったな」とすごくうれしい気持ちになりました。
――昨シーズンのチャンピオンシップは悔しい結果に終わりました。リベンジを期す意味でも、天皇杯との2冠を達成するという意味でもかける思いが強いと思います。レギュラーシーズンの途中ですが、チャンピオンシップに向けてチーム、個人としてどのように取り組んでいきたいですか?
今までやってきたことを継続していくことが一番だと思います。チャンピオンシップの数週間前からギアを上げても結果につながないと思います。シーズン通してのみんなの努力を信じて、プレーしていきたいです。
――シーズン後、8月にはワールドカップも開催されます。日本のバスケットボールファン、まだあまりバスケットボールを見たことがない方々に向けて、注目してほしい点を含めメッセージをお願いします。
バスケットボールはいろいろな魅力が詰まったスポーツだと思います。ワールドカップは各国の代表選手やNBAのスーパースターも間近で見られる数少ない機会です。日本の応援ももちろんですが、バスケットボールという競技自体を楽しんでもらえたらなと思います。