WBCで大谷翔平を最大限に活かす意思疎通 岩隈久志氏が語る最強チームに必要な「和」
WBCで優勝するためには大谷翔平の活躍が不可欠。大谷を活かすためにはチーム内での意思疎通が大きなカギを握ると岩隈久志は話す 【写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ】
「キーマンはやっぱり大谷選手でしょ」。2連覇を果たした2009年の第2回大会で決勝のマウンドを託された岩隈久志氏は、その存在がチームに与える影響を語る。打者としての期待はもちろん、投手としてもチームを引っ張っていってほしい立場。世界を驚かせるべく「力を見せつけてほしい」と期待する。
世界中で注目される大谷の侍ジャパン参戦
侍ジャパンでの大谷翔平の存在感を強調する岩隈久志 【撮影:スリーライト】
「またシーズン中よりお話しいただいていたWBCの出場に関しましては栗山監督に出場する意思がある旨を伝えさせていただきました。各国の素晴らしい選手や5年ぶりに日本のファンの皆様の前で野球ができるのを楽しみにしています!!」
いまやメジャーの顔となった28歳。2021年は打者としてリーグ3位の46本塁打、投手としても9勝を挙げてMVPに輝いた。2022年は34本塁打とアーチは減ったものの、マウンドでの進化を披露。メジャー自己最多の15勝をマークした。
侍ジャパンを率いる栗山英樹監督も二刀流での起用を示唆する中、岩隈氏も改めて大谷の存在の大きさを強調する。
「メジャーを代表する選手、二刀流をやって、誰もが認めている選手。日本代表のユニホームを着て戦うということは、世界中でも注目されると思う。もちろん先発でしっかりやってくれるでしょう」