先週行われた2歳女王戦、阪神ジュベナイルフィリーズはリバティアイランドが人気に応えて快勝。今年2頭目の「1番人気で平地GIを勝った馬」となった。一方で、2、3着にはともに2ケタ人気馬が入り、馬券としてはやっぱり大波乱。今年のGIはたとえ1番人気が勝ったとしても、平穏無事には終わらないということか……？

　と同時に、阪神JFは掲示板に載った上位5頭はリバティアイランド以外、すべて2ケタ人気の穴馬だったというのだから、2歳戦の怖さを改めて知る結果ともなった。

　そんな中、競馬予想AI『VUMA』はと言うと、自信の◎にリバティアイランド、続く○ミスヨコハマ（11番人気）、▲エイムインライフ（17番人気）とヒモ荒れを察知した予想を展開したのだが、別の2ケタ人気馬が突っ込んで的中ならず。しかしながら、ポジティブに考えれば「阪神JFは1番人気馬からヒモ穴で決まる」という方向性は間違ってはいなかった。さらに、先週は3週ぶりに土日重賞通じて馬券的中はお預けとなったものの、中日新聞杯で3着に入った10番人気アイコンテーラーに対抗2番手評価の○、日曜カペラステークスでも7番人気で3着だったジャスティンを本命◎に抜擢しているのだから、予想のスジ自体は相変わらず良好。あとは微調整で再びの大当たりにたどり着くはず。

　そこで今週の朝日杯フューチュリティステークスはどうだろう？ 阪神JFと同じく今週も川田将雅騎手（ダノンタッチダウン）、坂井瑠星騎手（ドルチェモア）、横山武史騎手（レイベリング）の騎乗馬に人気が集まりそうだが、競馬予想AI『VUMA』はそれら人気馬同士で決まると見ているのか、それともヒモ穴、あるいは大波乱か。その最終決断と予想傾向にも注目したい。