競技外での活躍も見逃すな! トップアスリートのオモシロSNS10選

竹中玲央奈
 テレビや新聞が情報の主流であった時代は一昔前で、インターネットやスマートフォン、そしてSNSの流行により誰もが気軽に情報発信をしてファンを獲得できる時代になった。

 そして、SNSをうまく活用することで、アスリートにとっては自身が励む競技以外のファンもつけることができる。この文脈での“最右翼” として名を挙げやすいのがハンドボール日本代表主将の土井レミイ杏里だ。音楽に合わせてコミカルな表情や動きを交えたTikTok動画が人気を博し、600万以上のフォロワーを抱えるまでに。ハンドボールというメジャーではない競技の選手がこれだけの数のファンを引き寄せることができるのだ。

 レミたん(土井選手のTikTokにおけるネーム)に肩を並べることは難しいかもしれないが、多くのアスリートがSNSを通じて自身を知ってもらおうと発信中だ。今回は、そんな独自性あるコンテンツを発信しているアスリートを10名、紹介する。

①寺嶋良(バスケットボール)

【B.LEAGUE】

 Bリーグ・広島ドラゴンフライズに所属する寺嶋良は大の読書好きで、ホームタウンの広島市の市立図書館で読書の魅力について講演をするほど。そんな寺嶋がバスケのことには触れず、本を紹介するのが「テラシーの本棚」というInstagramアカウントだ。自身の感想とともに、小説からビジネス書、自己啓発本まで幅広く紹介している。

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②植木理子(サッカー)

【Photo by Koji Watanabe/Getty Images】

 本に続いて、今度は漫画だ。来年行なわれる女子W杯サッカーで13年ぶりの優勝を目指すなでしこジャパンのエースストライカー・植木理子(東京ヴェルディ・ベレーザ所属)は「引退後は漫画喫茶を開きたい」と話すほどの漫画好きで、家の本棚は漫画で埋まっているとのこと。寺嶋と同様に、おすすめ漫画とその短評がアップされている。

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③遠藤優(サッカー)

【Photo by Hiroki Watanabe/Getty Images】

 植木と同じWEリーガー・遠藤優(三菱重工浦和レッドダイヤモンズレディース)は料理やゴルフ、ファッションなど幅広い趣味をもつが、中でも特技であるネイルについて発信中。同僚の施術も担当している。独自のハッシュタグは「#ゆうネイル」。

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④田中パウロ淳一(サッカー)

【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】

 男子サッカーで異彩を放つのが田中パウロ淳一(2022年シーズンまで松本山雅FCに所属)だ。TikTokでは特徴的な眉間の短い赤のサングラスをかけ、有名曲の歌詞を全てJリーガーの名前に置き換えて歌うコンテンツが人気。試合の結果によってピッチ外の行動が “たたかれやすい”サッカー界だが、それでもおもしろコンテンツを発信し続ける。次世代のTikTokクリエイターを発掘、支援することを目的にしたプログラム「TikTok creator academy」の1期生でもある。

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⑤岡田優介(バスケットボール)

【B.LEAGUE】

 エンターテインメント文脈から少し外れた観点で紹介したいのが、Bリーグの初代選手会長を務めたこともある岡田優介(Bリーグ・アルティーリ千葉)のTwitterだ。2010年に公認会計士の資格をとり、プロバスケ選手と会計士の二足のわらじを履く人物として有名だが、Twitterからはその知性やビジネス的な観点からの発言が垣間見える。

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⑥島川俊郎(サッカー)

【写真:長田洋平/アフロスポーツ】

 ③で紹介した遠藤のように自身の特技を紹介しているのが、J1リーグのサガン鳥栖に所属する島川俊郎だ。小中学生時代に習っていたピアノとその美声をあわせ、弾き語り動画を発信しており、Jリーグファンには有名だ。所属チームのファン感謝祭では彼のリサイタルが定番となっているほど。

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⑦田口麗斗(野球)

【写真は共同】

 東京ヤクルトスワローズの田口麗斗はInstagramやTikTok、Twitterと各媒体を使いこなした積極的な裏側発信が野球ファンに大人気。Twitterでは選手にねぎらいの言葉を発信し、インスタライブやTikTokライブでのファンサービスも怠らない。“選手広報”として大活躍中だ。

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⑧東野有紗(バドミントン)

【Photo by Shi Tang/Getty Images】

 東京オリンピックの混合ダブルスで銅メダルを獲得した東野有紗のTikTokは、流行曲に載せたタットダンス(腕や手など上半身だけを使って踊るダンス)が中心。時折チームメイトも交えた動画を発信して、これが大人気。まさにアスリートの意外な一面が見られるアカウントとなっている。

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⑨谷口渉(バレーボール)

【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】

 V1・東京グレートベアーズ所属の谷口渉はバレーボールのプレーのスゴ技をTikTokにて短尺で紹介。バレーボーラーの反射神経の鋭さや技術の凄みを楽しめるものや、単純な反復練習を音楽に合わせリズム感よく仕上がっている中毒性があるものなどを発信。

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⑩植草歩(空手)

【Photo by Harry How/Getty Images】

 女子空手界のホープであり、愛嬌ある表情と笑顔が人気の植草歩の短尺動画も面白い。経験者が思わずうなずいてしまう「空手あるある」や、自身の技を他の男性格闘家に体験させる企画は、空手未経験者も引き込んでしまう魅力がある。

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ユーザー投票では個性的なアカウントが人気

 以上、10人のアカウントを紹介したが、今回スポーツナビ編集部ではユーザーアンケートも実施。個性的なアカウントの投票が集まる中、上位を締めたのは野球選手のアカウント。日本において最大の人気を誇るスポーツのファンの声が反映された形だ。このランキングは次回、紹介する。

 “野球以外” でのトップ3も、それぞれ個性的なアカウントが入った。

 1位は明治安田生命J1リーグ・浦和レッズのキャスパーユンカー。お気に入りのラーメン屋に通い日本語でツイートする様子がファンにはおなじみ。2位は現役フィギュアスケーターながら大会の実況ツイートを積極的に行なう横井ゆは菜。3位はVリーグ・ウルフドッグス名古屋の永露元稀。端正な顔立ちと日々におカフェ・洋服屋めぐりの写真から漂う“インスタグラマー”感が好評だった。
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著者プロフィール

“現場主義”を貫く1989年生まれのロンドン世代。大学在学時に風間八宏率いる筑波大学に魅せられ取材活動を開始。2012年から2016年までサッカー専門誌『エル・ゴラッソ 』で湘南と川崎Fを担当し、以後は大学サッカーを中心に中学、高校、女子と幅広い現場に足を運ぶ。㈱Link Sports スポーツデジタルマーケティング部部長。複数の自社メディアや外部スポーツコンテンツ・広告の制作にも携わる。

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